【1/29・2/12・2/16(全3回)】菅野恵理子さんの「リベラルアーツと音楽」講座、オンラインで開講

朝日カルチャーセンター立川教室のオンライン講座に音楽ジャーナリストの菅野恵理子さんが登壇。1月29日(土)、2月12日(土)、26日(土)の3回にわたり、「リベラルアーツと音楽」と題して講座をおこないます。菅野さんの著書『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』『未来の人材は「音楽」で育てる』などで紹介されたリベラルアーツ教育における音楽の重要性について、アメリカの名門大学やヨーロッパの音楽祭などの事例をとおして学ぶ講座です。ぜひご参加ください。

講座の詳細とお申し込みは以下のページから:
https://www.asahiculture.jp/course/tachikawa/526c1f15-a788-0561-2688-6184ef69f59c

リベラルアーツと音楽
──歴史、欧米の事例を交えて

菅野 恵理子(音楽ジャーナリスト)

 近年、なぜ「リベラルアーツ教育」が注目されているのでしょうか。今回はその中から「音楽」に着目し、欧米の事例を交えながら歴史と今後の展望について概観します。
 初回は、リベラルアーツ教育と音楽の歴史についてお話します。古代ギリシアから現代まで、リベラルアーツの内容は時代によって変化しています。音楽がどのように教養として学ばれてきたのか、その発祥、定着、普及、改変といった歴史上の転換点に触れながら、今求められるリベラルアーツ教育と音楽のあり方について考えます。
 第2回は、大学教養教育を中心に、アメリカの事例をご紹介します。ハーバード、MIT、スタンフォード大など、アメリカの大学には音楽学科・学部があります。リベラルアーツとしてどのように音楽を学んでいるのか、その背景にはどのような考え方があるのか、主にMITの授業実例(4割の学生が音楽履修)から体感して頂きます。
 第3回は、音楽祭プログラムを中心に、ヨーロッパの事例をご紹介します。ルツェルン音楽祭、ザルツブルグ音楽祭など、ヨーロッパの音楽祭には、リベラルアーツの考え方が基盤にあります。近年のプログラムを紐解きながら、音楽を通して社会に向けて何を表現・発信しているのか、感じ取る機会になれば幸いです。(講師・記)

【カリキュラム】
第1回 リベラルアーツ教育と音楽の歴史
第2回 アメリカの事例~MITなど大学教養教育を中心に
第3回 ヨーロッパの事例~音楽祭プログラムを中心に

日時:2022年1月29日(土)、2月12日(土)、2月26日(土) 各10:30~12:00(全3回)
受講料(税込):会員 9,999円 一般 13,299円