話題の豊富さと視点の鋭さで示唆に満ちた内容──『サウンド&レコーディング・マガジン』に『オーケストラに未来はあるか』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』2021年12月号に浦久俊彦+山田和樹著『「超」音楽対談 オーケストラに未来はあるか』の書評が掲載されました。評者は横川理彦さん。

話題の豊富さと視点の鋭さで非常に面白く、示唆に満ちた内容になっている。

 ヨーロッパで見聞を積みさまざまな企画を実践する浦久の深い見識と鋭い提言は、日本のクラシック音楽家委の間違った慣習や意味の無い権威付けを鋭く批判し、聴衆を伴った形での音楽活動を提示する。一方、山田は指揮者としての実体験から、リハーサルやコンサートの現場で音楽が生まれる場面を生き生きと語る。

このように評したうえで、とくに山田さんの興味深かった発言を列挙してくださっています。楽しんで読んでいただけたようで、よかったです!