全日本合唱連盟の会報『ハーモニー』2021年夏号にて青山一郎著『1冊でわかる ピアノのすべて──調律師が教える歴史と音とメカニズム』が紹介されました。
優れた職人が自分の使う道具を熟知するように、ピアニストがピアノの蓋を開けてその仕組みや音律について知ることで、実際の演奏も説得力を増す。そんな思いから書かれた本書は、豊富な図版と柔らかい語り口で、ピアノの歴史と構造をひもときます。
[著者]ご本人の軽やかな大阪弁(で本書が書かれているわけではありませんが)が行間から聞こえてくるような、親しみやすく奥深い一冊です。
本書へのあたたかな共感をつづってくださった、とてもうれしい書評でした。