毎日新聞で『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』が紹介されました

本日2月20日付の毎日新聞夕刊にて菅野恵理子著『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育』が紹介されました。「音楽書の新傾向 生き方に生かす本 ヒット──リベラルアーツ注目の流れ」と題し、昨今の音楽書の出版傾向を分析する内容です(執筆は同紙記者の広瀬登さん)。

Topics 音楽書の新傾向 生き方に生かす本、ヒット リベラルアーツ注目の流れ|毎日新聞

[…]ここ数年増えているのが、生き方や仕事にどう音楽を生かすかを提案、または問いかける本だ。

という視点に立ち、『ハーバード〜』については、

現在のトレンドをつくった嚆矢の一つとして、15年刊行の『ハーバード大学は「音楽」で人を育てる』(菅野恵理子著、アルテスパブリッシング)があげられる。「音楽は人間が何千年もかけて培ってきた叡智の集合体であり、ひとつの教養体系ともいえる」との視点から、米国の大学における音楽教育を紹介。音楽も文法学、修辞学、論理学、数論、幾何学、天文学とともに含まれるリベラルアーツ(自由七科)の変遷にも触れながら、「音楽による世界探究」へ向かう21世紀の潮流を描いている。

アルテスの木村元代表取締役は「出版の少し前から、日本でもリベラルアーツが話題になっていたが、音楽の切り口を持った本はなかった」とヒットの理由を分析し、「単に音楽そのものを学ぶだけでなく、音楽で何を学ぶか、という方向へ読者の興味が広がっている」と指摘する。

と紹介してくださいました。菅野さんの第2弾『未来の人材は「音楽」で育てる──世界をひらく5つのリベラルアーツ・マインド』についても取り上げていただきました。
こうした大きな流れの中に位置づけて紹介してもらえるのは、とてもありがたいことです。