レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年の今年、ダ・ヴィンチがプロデュースしたオペラが蘇る!

今年2019年はイタリア・ルネサンス芸術の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)の没後500年のアニヴァーサリー。いまは『受胎告知』『最後の晩餐』『モナ・リザ』など美術の傑作で有名ですが、パトロンのメディチ家のロレンツォ豪華王によって、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァのもとへ派遣されたさい、自ら考案した「リラ・ダ・ブラッチョ」という楽器を手に、素晴らしい即興演奏を披露してその楽器を献上したという逸話も伝わっています。

レオナルドは晩年、宮廷が上演するいくつかの祝祭劇を統括しました。企画、演出、舞台装置、音楽、衣装デザイン、キャストの選定、上演経費の計算にいたるまで、その痕跡は断片的ではありますが多くの手稿に残されています。そのひとつとして知られる《オルフェオ物語》は、ルネサンス人文主義の偉大なる詩人アンジェロ・ポリツィアーノの脚本にもとづく作品で、1480年にマントヴァで上演され、1506年にミラノで再演されたおりには、レオナルド自身が大がかりな舞台装置を考案したという記録も残っています。約100年後に同じくマントヴァで上演され、最初期のオペラとして有名なモンテヴェルディ《オルフェオ》にも影響をあたえた可能性もあるといわれています。

このレオナルドの《オルフェオ物語》を、今年8月、日本を代表する古楽演奏家で、弊社刊『歌の心を究むべし──古楽とクラシックのミッシングリンクを求めて』の著者でもある濱田芳通さん率いる古楽アンサンブル「アントネッロ」が復活初演します。

アントネッロ〈オペラ・フレスカ6〉
オルフェオ物語
2019年8月14日(水)・15日(木)18:30開演(17:45開場)
川口総合文化センター・リリア 音楽ホール

音楽監督 濱田芳通から、皆さまへのメッセージ

この初演にあたって、現在、クラウドファンディングがおこなわれています。

Motion Gallery|没後500年 レオナルド・ダ・ヴィンチ プロデュースのオペラ「オルフェオ物語」を甦らせる!

じつはアルテスも今回、このオペラと、この公演を中心に8月14日(水)〜17日(土)の4日間にわたって開催される「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口」に協力しています。音楽祭の期間中、輸入楽譜の専門店「アカデミア・ミュージック」の協力により、音楽書の販売ブースを展開するほか、金澤正剛(音楽学)、矢澤孝樹(音楽評論)、いのうえとーる(人文芸術エヴァンジェリスト)の3氏によるトークイヴェントもプロデュースいたします。

以下は、3氏からの応援メッセージです。

金澤正剛氏の応援メッセージ
矢澤孝樹氏の応援メッセージ(アントネッロの演奏付き動画)
いのうえとーる氏からの応援メッセージ

クラウドファンディングの申し込み期限である1月30日(水)まで、残り日数27日となりました。1月4日現在1,393,000円の支援が集まっています。目標金額200万まであと3割。この歴史的な上演を、ぜひ私たちの力を結集して成功させましょう。ご支援をよろしくお願いします!

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