「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口2019」の記者会見開催!

4月17日(水)の午後、川口市の川口総合文化センター リリア音楽ホールにて、「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口2019」の記者会見が開催されました。

音楽祭の総合プロデューサー・平井洋さんの司会のもと、まず音楽監督をつとめる濱田芳通さんが音楽祭の主旨と各プログラムを紹介。三味線奏者・本條秀慈郎さんは、自身が出演する「ミラノのダ・ヴィンチ スフォルツァ家宮廷音楽と現代邦楽」(杉山洋一さんがプロデュース)の内容を説明。レオナルド・ダ・ヴィンチがプロデュースしたともいわれるオペラ《オルフェオ物語》で主役オルフェオを歌うバリトン歌手・坂下忠弘さんが、音楽祭の舞台となるリリア音楽ホールの音響の素晴らしさを紹介すると、音楽祭の公式アンバサダーのひとりでE.ヴィンターニッツ著『音楽家レオナルド・ダ・ヴィンチ』の訳者でもある音楽学者・金澤正剛さんは、レオナルドと音楽との関係について深い知見を披露し、《オルフェオ物語》の制作にレオナルド自身がかかわった可能性が高いことを示唆しました。

アルテスの木村も、出版社であるアルテスパブリッシングがなぜこの音楽祭に協力するのか、公式アンバサダーの3人(金澤正剛さん、矢澤孝樹さん、いのうえとーるさん)によるトークイヴェントの開催や、音楽の本や楽譜を販売する物販コーナー(アカデミア・ミュージックが販売)をもうけることの意味を説明。「本は読んだ人を読む前とは違った人に変えてくれる。この音楽祭も体験することによって生まれ変われるようなものとなるのでは」と期待を語りました。

当日の模様は、司会の平井洋さんのブログや音楽ライター・井内美香さんのFacebook(濱田さんほかのスピーチをダイジェストした動画を観ることができます)でもより詳しくレポートされています。

ダ・ヴィンチ音楽祭in川口2019 公式サイト
https://davinci.anthonello.com/