片山杜秀さんの『クラシック迷宮図書館』と『続・クラシック迷宮図書館』の発売を記念して、昨日(3/25)ジュンク堂書店新宿店にて、ミュージシャンで作・編曲家の横川理彦さんとのトークセッションが開催されました。
『レコード芸術』誌で10年間、音楽書書評コーナーを担当した片山さんと、『サウンド&レコーディング・マガジン』誌で10年以上(ご本人もおぼえておられないとか)、毎月3冊の音楽書をとりあげて書評してこられた横川さん。音楽書書評の達人2人によるトークは、万博の話、映画音楽の話、そして現代音楽の話と、初顔合わせとは思えない盛り上がりをみせました。
印象的だったのは、「音楽は送り手と批評と聴き手の3者が必要。現代音楽はその意味でもう死んでいると思っていた。ジャズも同じような状態だったけど、菊池成孔という書き手によって蘇った。そして、片山さんが現れて、やっと現代音楽が生き返るんじゃないかと思った」という横川さんのコメント。
『続・クラシック迷宮図書館』発売直後とあって、終了後のサイン会にも長い列が。雨の中ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
[木村]
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