『レコード芸術』11月号「BOOK」のコーナーで、『三輪眞弘音楽藝術』がとりあげられました。評者は片山杜秀さん!
1921年、青年朝日平吾が、安田財閥の総帥、安田善次郎を殺した。
から始まり、テロリズムと「酒鬼薔薇」事件との対比から、いっきに三輪音楽の核心にせまる書評です。
……三輪の思考は、シェーンベルクの先、ケージのそのまた先の、歴史の極北にたどり着いている。
三輪さんを「音楽史の最終段階に位置する作曲家」と位置づけ、その作品と真剣で切り結ぶ書評は片山さんならでは。ぜひ書評も本もお楽しみください!
[木村]