『クラシックでわかる世界史』と『音盤考現学』5刷! 『魂のゆくえ』は6刷!

魂(ソウル)のゆくえ

お知らせするのが遅くなってしまいましたが、西原稔さんの『クラシックでわかる世界史』と片山杜秀さんの『音盤考現学』、そしてピーター・バラカンさんの『魂(ソウル)のゆくえ』の増刷ができました。前二者はいずれも5刷、『魂のゆくえ』は6刷です。しばらく品薄の状態が続き、ご迷惑をおかけしましたが、現在は順調に出荷しております。
『クラシックでわかる世界史』はアルテスにとっては創業2冊め、音楽書としては1冊目の記念すべき本。『音盤考現学』は創業3冊めで、サントリー学芸賞&吉田秀和賞のダブル受賞に輝いた、アルテスにとっても“出世作”といっていい本。『魂のゆくえ』は続く4冊めで各方面からたいへん高く評価していただくとともに、「過去の名作の復刊」という路線の端緒ともなった本です。
そして、この3人の著者による新作も刊行予定。西原さんの新作は4月刊行の予定で、こんどは19世紀ヨーロッパのピアノ音楽がテーマ。そして先月、『クラシック迷宮図書館』を出した片山さんですが、来月には『続・クラシック迷宮図書館』が刊行予定。ピーター・バラカンさんの新作も着々と準備が進んでいます。
それにしても、創業時期にだした本が、こうしてロングセラーとなって、いまも新鮮に読んでいただけているというのは、まさに出版社冥利につきます。みなさまのご愛顧にあらためて感謝します。

[木村]