「反ヒューマニズム音楽論」第6回

若尾裕さんのウェブ連載、好調です。第6回は「感情労働としての音楽」。
作曲家が依頼主から「泣ける音楽を」とか「勇気の出るような音楽を」などと依頼をうけて作曲をすることは、フライトアテンダントがつねにお客様にたいして笑顔でサーヴィスすることを服務規程としていることと、じつは同じことなのではないか。そして、それが可能であるのは、音楽がすでに情動として管理されているからではないのか──。じつに刺激的です。

[木村]