若尾裕さんのWeb連載「反ヒューマニズム音楽論」、第2回を掲載しました。
今回のタイトルは「クラシックという生政治」。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番作品27-2──いわゆる《ムーンライト(月光)・ソナタ》として有名なソナタですが、このソナタの第1楽章のみが切り離されて、崇高さ、悲しさ、メランコリーなど、さまざまな情動や意味が付加されていく様子を描き、「クラシック音楽=正しい音楽」というイメージがどこから生まれたのかを探ります。
◎反ヒューマニズム音楽論
http://www.artespublishing.com/serial/wakao/index.html
[木村]