〈対談〉音楽で生きていく!
10人の音楽家と語るこれからのキャリアデザイン

定価:本体2000円[税別]

  • 四六判・並製 | 312頁(うちカラー4頁)
  • 発売日 : 2019年11月12日
  • ISBN 978-4-86559-211-5 C1073
  • ジャンル : クラシック/演奏家/教育
  • ブックデザイン:福田和雄(FUKUDA DESIGN)/写真:後藤英夫

プロの道はこうやって切り拓く!
夢を実現し、成功を勝ちとるには、どんな戦略が必要だったのか──
未来の音楽家たちに希望と勇気をあたえてくれる「本音のキャリア対談」!

ピアノ演奏と文筆業の両面で長年ユニークな活動を続けてきた青柳いづみこが、現在もっとも輝きを放つ20〜30代の演奏家10人と「キャリアデザイン」をテーマに本音でトーク。

彼らを育てた環境、ユニークな教育、はじめて明かされる挫折やターニングポイント……
彼らだけが成功を勝ちとることができた秘訣はどんなものだったのか──

これから音楽家をめざす若者たちへのアドバイスやヒント満載の対談集!

◎登場アーティスト(50音順)
會田瑞樹(打楽器)
上野星矢(フルート)
川口成彦(フォルテピアノ)
川瀬賢太郎(指揮)
佐藤俊介(ヴァイオリン)
田村響(ピアノ)
本條秀慈郎(三弦)
村松稔之(カウンターテナー)
森円花(作曲)
脇園彩(メゾソプラノ)

プロフィール

  • 青柳いづみこ(あおやぎ・いづみこ)
    1950年東京生まれ。ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼに師事。マルセイユ音楽院首席卒業、東京藝術大学大学院博士課程修了。1989年、「ドビュッシーと世紀末の美学」により学術博士号を受ける。1990年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と文筆を両立させ、14枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤。『翼のはえた指──評伝安川加壽子』(白水Uブックス)で第9回吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯──真贋のあわいに』(平凡社ライブラリー)で第49回日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』(中公文庫)で第25回講談社エッセイ賞。大阪音楽大学名誉教授、神戸女学院大学講師。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事。

CONTENTS

まえがき

脇園 彩 Aya Wakizono メゾソプラノ
いろんな役をやりつつ、でも自分を偽らずに、
そのときに歌える歌を歌っていくと答えが見えてくる。

川口成彦 Naruhiko Kawaguchi フォルテピアノ
古楽にはすごい創造性があって、エネルギーのあるアートなんだ、
未来に向けての可能性があるんだって知ってもらいたい。

會田瑞樹 Mizuki Aita 打楽器
音楽は農業みたいなもの。
新作は、一緒に経験を積んで、育てているような感じです。

佐藤俊介 Shunske Sato ヴァイオリン
「なぜか」と問いかける。
壊すという意味の疑いではなくて、疑って自分でその答えは出してほしい。

田村 響 Hibiki Tamura ピアノ
クラウディオ・アラウの演奏は、自分も弾きたいなって思わせてくれる。
そういう演奏家をめざしたいと思っています。

村松稔之 Toshiyuki Muramatsu カウンターテナー
声が落ち着くまでは自分を決めないこと。
いずれソロの依頼がくると信じて、
自分に合った古典のレパートリーをじっくり蓄えていってほしい。

本條秀慈郎 Hidejiro Honjoh 三弦
僕が人間として何ができるのか。
曲を作ることなのかもしれないし、歌ってみるっていうことかもしれない。
何気なく自然な状態になったらいいなと思うんです。

森 円花 Madoka Mori 作曲
高いクオリティ、新しい要素、強い伝達力、
驚きをもった質の高いものを作りたいという思いが、
結果として新しさを生むと信じているんです。

川瀬賢太郎 Kentaro Kawase 指揮
指揮者は孤独なんです。
自分が自分自身をその場その場でカウンセリングできないと、
指揮者として生きていけない。

上野星矢 Seiya Ueno フルート
自分でアイディアを出して、自分の強みを出せるスタイルで
活動していくのがだいじだと思うんです。

あとがき