〈叢書ビブリオムジカ〉

デオダ・ド・セヴラック
南仏の風、郷愁の音画

定価:本体2400円[税別]

  • A5判・並製 | 248頁
  • 発売日 : 2011年9月15日
  • ISBN 978-4-903951-46-1 C1073
  • ジャンル : 作曲家/フランス音楽
  • 装丁:折田 烈(餅屋デザイン)

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第21回吉田秀和賞受賞!

彼は、良い香りのする音楽を作る。
そして、人はそこで胸いっぱいに深呼吸するんだ。
──クロード・ドビュッシー

デオダ・ド・セヴラックは、私の芸術生活の最良の思い出のひとつです。私は彼に賛嘆の念を惜しみません。
──パブロ・ピカソ

真に印象主義者といえる音楽家は、ドビュッシーとセヴラックだけである。
──ミシェル・シオン

楽壇の中心であるパリに背を向け、ラングドックの自然と生活を描いた音の画家。
師ダンディが愛し、ドビュッシーやラヴェルが賛嘆した天才作曲家の生涯と作品がいま蘇る!

デオダ・ド・セヴラック(1872−1921)は19世紀から20世紀への時代の転換期に、フランス楽壇の中心であるパリから距離を置き、 南仏を拠点に活躍した作曲家。「地域主義」ともよばれる独自の創作美学を標榜・実践し、ピアノ曲《ラングドックにて》をはじめとする珠玉の作品は、師ダンディをはじめ、ラヴェルやドビュッシーも絶賛した。舘野泉をはじめ、その作品に魅せられたピアニストは数多い。フランス近現代音楽および現代思想を研究する著者が、セヴラックの思想や作品の投げかける現代へのメッセージを読み解く本邦初の伝記。巻末に作品表、年譜、ディスコグラフィを付した。

〈叢書ビブリオムジカ〉シリーズ、創刊第2弾!

プロフィール

  • 椎名亮輔(しいな・りょうすけ)
    1960年東京生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学。ニース大学文学部哲学科博士課程修了。同志社女子大学教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック』(アルテスパブリッシング、第21回吉田秀和賞受賞)、主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。プレスク・リヤン協会日本支局長(http://association-presquerien.hatenablog.com/)。

CONTENTS

本書の出版に寄せて(ピエール・ギヨー)

デオダ・ド・セヴラック 南仏の風、郷愁の音画

あとがき

索 引
作品表
年 譜
ディスコグラフィ
参考文献
譜 例