正しいドレミの歌い方
楽器がなくても楽譜は読める!

定価:本体1800円[税別]

  • A5判・並製 | 180頁
  • 発売日 : 2018年4月10日
  • ISBN 978-4-86559-183-5 C1073
  • ジャンル : 音楽理論/楽典/ソルフェージュ
  • ブックデザイン・イラスト:河合千明

楽器は使用禁止!
「移動ド唱法」で
ほんとうの音感を身につけよう!

楽器という道具に頼らないからこそ、
もっとも大事な感性が自分のものになる。
「移動ド唱法」を徹底的に学習して、
自分の耳と感覚を
思いのまま使えるようになろう!

楽器は使用禁止!

最初は楽譜を使わずに音感を育て、
少しずつ五線譜の読み方に慣れていけるように構成。
楽典、ソルフェージュ、音楽史などの科目の垣根を超え、
全科目につうじる根本的な音楽的能力を身につける!

プロフィール

  • 鳴海史生(なるみ・ふみお)
    国立音楽大学大学院修了(音楽学専攻)。音楽学を礒山雅、東川清一両氏に、バロック奏法を有田正広、有田千代子両氏に師事。ドイツ・ライプツィヒ大学に留学。著書(共著)に『バッハ事典』『音楽史 17の視座』『バッハ問』、訳書に『マリア・カラス』、論文に「バッハ/リーマン調律の実践的再考」など。近年は演奏活動にも力を注ぎ、レクチャー・コンサート・シリーズ「ピアノ音楽の源流をたずねて」などを開催。現在、尚美学園大学芸術情報学部教授。

  • 大島俊樹(おおしま・としき)
    東京藝術大学大学院修士課程(音楽学研究分野)修了、同博士課程退学(満期)。音楽学を片山千佳子氏に師事。研究分野は音楽理論、ソルフェージュ・楽典教育など。東京藝術大学音楽研究センター教育研究助手などをへて、現在、「音名と階名を必ず区別する音楽教育家、理論家、実践家」として、芸大・音大受験予備校東京ミューズ・アカデミー非常勤講師ほかフリーの音楽講師としても活動。著書に『階名唱 77のウォームアップ集』など。

CONTENTS

序文:本書の使用上の注意──かならずお読みください!

誤解されている「ドレミ」
楽器を使わない理由
本書は、いわゆる「移動ド唱法」の教材です
「移動ド唱法」に対する反論
音楽実践では、もちろん、「固定ド」的な感覚も必要です

第1部 正しい「ドレミ感覚」を身につける

1.「ドレミファソラシド」のメロディを歌おう
2.音程
3.広い2度(長2度)と狭い2度(短2度)
4.音階の復習
5.3度の音程
6.広い3度(長3度)と狭い3度(短3度)
7.4度の音程
8.完全な4度(完全4度)と広い4度(増4度)
9.5度の音程
10.完全な5度(完全5度)と狭い5度(減5度)
11.6度の音程
12.広い6度(長6度)と狭い6度(短6度)
13.7度の音程
14.広い7度(長7度)と狭い7度(短7度)
15.8度の音程
16.音の性格
17.長調と短調
18.短調の音階
19.短調によるさまざまな音程練習
20.和声的短音階と旋律的短音階
21.臨時変化音について

第2部 楽典

「楽譜」の一種としての五線譜
五線譜のしくみ
音名と音部記号
オクターヴの位置に対応した音名
音部記号の位置は変わりうる
階名の必要性
臨時記号♭♯
多彩な旋法から「長音階」「短音階」へ
調号
調の拡張
五度圏
調号を覚えるための「魔法の呪文」集
ラ旋法のヴァリエーション 1)和声的短音階
ラ旋法のヴァリエーション 2)旋律的短音階
音程のしくみ 1)全音階固有音どうし(階名を付けられる2音)の音程
音程のしくみ 2)全音階固有音どうしでない(階名を付けられない2音)の音程
音符
基本的な音符の名称
付点音符
連桁
連符
休符
拍子とリズム
練習1の答え
練習6の答え
付録:すべての長音階、自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階

第3部 歌唱課題集

1.-1 同度~3度の音程を用いた課題(長調=ド旋法)
1.-2 同度~3度の音程を用いた課題(短調=ラ旋法)
2.-1 同度~5度の音程を用いた課題(長調=ド旋法)
2.-2 同度~5度の音程を用いた課題(短調=ラ旋法)
3.-1 同度~8度(オクターヴ)の音程を用いた課題(長調=ド旋法)
3.-2 同度~8度(オクターヴ)の音程を用いた課題(短調=ラ旋法)
4.-1 臨時変化音を用いた課題(長調=ド旋法)
4.-2 臨時変化音を用いた課題(短調=ラ旋法)

あとがき