阿弗利加(あふりか)から旅して来た 日本の楽器たち
音の図書館をめざして

定価:本体6800円[税別]送料:国内無料

  • A4判・並製 | 240頁
  • 発売日 : 2018年1月25日
  • ISBN 978-4-86559-178-1 C1073
  • ジャンル : 日本音楽/楽器/図鑑
  • デザイン:淡海季史子 発行:及川鳴り物博物館

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3/10 毎日新聞に著者インタビュー掲載!
縄文の石笛から江戸三味線、山羽製風琴第1号型オルガンまで、
日本で奏でられた楽器の図版約1600点を
フルカラーで収めた圧巻の楽器図鑑!

毎日新聞の「今週の本棚・本と人」に著者のインタビューが掲載されました!(2018年3月10日)
(上記リンク先で読むことができます[全文を読むには登録が必要です])

石笛、尺八、笙、横笛、琴、箏、琵琶、三線、三味線、胡弓、太鼓、風琴など、
半世紀をかけて集めた著者の膨大かつ貴重なコレクションを、
楽器の種類、時代区分、テーマごとに編集し、
すべて撮り下ろしのカラー写真で収録、詳しく紹介!

○著者がコレクションを展示していた 「及川鳴り物博物館」(東京都東久留米市)は、NHK「団塊スタイル」、テレビ朝日「若大将のゆうゆう散歩」「志村&所の戦うお正月」、フジテレビ「国分太一のおさんぽジャパン」、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」などのテレビ番組で紹介されました。
○2016年5月27日には「高鳴る!!和楽器博物館」と題した著者の原稿が日本経済新聞文化面に掲載されました。

プロフィール

  • おいかわ・たかお:
    1942年生まれ。北海道十勝清水町出身。音大を卒業後 、東京都の公立中学校の音楽教師になる。合唱部・吹奏楽部の指導者として全国大会に出場。教職のかたわら、1969年より和楽器の蒐集を始める。定年退職後、「及川鳴り物博物館」を東京都東久留米市に開設。2015年まで運営。

CONTENTS

プロローグ:著者の旅
本書の見方:著者が編集で意識したこと

◎第1部 管楽器
石・骨・象牙を使用した笛/土笛/トーキングフルート(しゃべる笛)/日本のラッパ系吹き物/さまざまな洞簫/尺八系の古い笛/さまざまな尺八系縦笛/伝・後醍醐天皇遺愛の一節切/さまざまな一節切(復元尺八も含む)/さまざまな一節切/尺八系縦笛のまとめ/外国の笙/日本の笙/篳篥とチャルメラ/中国の横笛/古代文字が書かれた不思議な横笛/日本の横笛

◎第2部 弦楽器
弦楽器の種類/古代琴/和琴/古箏/さまざまな箏/生田流箏/山田流箏/箏柱/箏柱入れ/箏枕/箏爪・爪箱/糸締め器・箏糸/油単・飾り紐/箏に関する資料/七絃琴/一絃琴/二絃琴/三絃琴・五絃琴・二十五絃琴/日本の琵琶五種/盲僧琵琶/楽琵琶/平家琵琶/薩摩琵琶/筑前琵琶/琵琶の付属品他/唐琵琶・月琴・他/中国三弦・沖縄三線/ゴッタン/三味線/近江作清瀧銘三味線/芝山象嵌細工三味線/近江作飛々喜銘三味線/工夫された三味線/太棹三味線/三味線の内部構造/三味線の撥と駒/三味線の付属品/三味線に関する資料/胡弓/見台・他/律管・音叉/調子笛

◎第3部 打楽器
ひも締め式太鼓/振り鼓/鼓類/鋲打ち太鼓/金属系の打ち物/金属系の振り物/木・竹製の打ち物

◎第4部 明治から昭和(戦前)までの和楽器の世界
明治時代に親しまれた楽器/大正時代に親しまれた楽器/昭和(戦前)時代に親しまれた楽器

◎及川鳴り物博物館
明治・大正・昭和の間/琵琶の間/特別展の間/吹き物の間/付属品の間/打ち物の間

◎コラム
お土産品/琵琶の成長について/楽器以外の鳴り物

◎あとがき
◎参考文献