伶倫楽遊 芝祐靖と雅楽の現代

2,200円 [税別]

  • 四六版・並製 | 272頁
  • 発売日 : 2017年12月22日
  • ISBN 978-4-86559-173-6 C1073
  • ジャンル : 日本音楽/音楽家/伝記
  • ブックデザイン:山田英春

祝・2017年度、文化勲章受章!
雅楽×クラシック、伝統×前衛──
芝祐靖、終わりなき挑戦の軌跡!

ジャンルの垣根を越え「雅楽」を儀式音楽から解き放った
不世出の雅楽師・芝祐靖の知られざる生涯を描いた初の評伝。

国立劇場雅楽・伶楽公演、古譜・古楽器の復元、
宮内庁楽部からの独立と伶楽舎の結成、
武満徹《秋庭歌》ほか現代音楽作曲家との協働、
東京藝大での雅楽指導と子どもたちへの雅楽の普及……
これまで知られることのなかったその半生と、
現代における「雅楽」の復活と創造の軌跡、
芝祐靖がそこに果たした役割を跡づける。

貴重な写真のほか、芝祐靖自身が執筆したエッセイも多数掲載。

プロフィール

  • 寺内直子(てらうち・なおこ)
    神戸大学国際文化学研究科教授。文学博士。専門は日本音楽史、民族音楽学。日本の伝統音楽・芸能をアジア、欧米など様々な地域との関連において多角的な視点から研究。東京藝術大学在学中に芝祐靖に雅楽を師事。2006年から2007年にかけて文化庁文化交流使としてアメリカで雅楽を紹介。主な著書に『雅楽のリズム構造』(第一書房)、Performing Japan: Contemporary Expressions of Cultural Identity(共著、Global Oriental)、『雅楽の〈近代〉と〈現代〉』、『雅楽を聴く』(以上、岩波書店)、Analytical and Cross-Cultural Studies in World Music (共著、Oxford University Press)など。CD解説にJapanese Traditional Music: Kokusai Bunka Shinkôkai 1941(全五巻)など。

CONTENTS

はじめに 芝祐靖というできごと
第一章 楽家に生まれて
第二章 宮内庁の日々
第三章 雅楽の普及と新しい雅楽
第四章 伶楽舎の挑戦
第五章 伶倫楽遊 芝祐靖の活動理念
あとがきにかえて

雅楽よもやま話 芝祐靖

附録資料
 芝祐靖略年譜
 芝祐靖作品目録
 伶楽舎の主なコンサート
 芝祐靖及び伶楽舎が関わる主な録音

参考文献
索引