『サウンド&レコーディング・マガジン』に『音と耳から考える』の書評が掲載されました!

10月に刊行した細川周平編著『音と耳から考える』の書評が、『サウンド&レコーディング・マガジン』の最新2月号に掲載されています。評者はおなじみ横川理彦さん。

これまでの音楽史や音楽理論、音に関する自然科学的なアプローチとは異なる視点から集められた論文たちは、いずれも切り口が新鮮で気付きも多く、とても面白い。それぞれの論点がどれも著しく異なるのだが、すべてが音とそれを聴く人間、さらに背景となる大きな文化/社会全般と絡んでいるのだ。

とたいへん高く評価していただきました。そのあと後半は、「特に引かれた論文、エッセイ」として16本も具体的に挙げてくださっています。
本書にはアカデミアの外にも届く刺激的な論考が揃っていますので、お手元にぜひ!

ちなみにこの書評のお隣には、『武満徹の音楽』の川崎弘二さんが編著者として刊行された『日本のライブ・エレクトロニクス音楽』(engine books)が並んでいます。