『レコード芸術』に『フルトヴェングラーとトーマス・マン』の書評掲載

『レコード芸術』7月号「BOOK MARK」のコーナーに、K.カンツォーク(三浦淳訳)『フルトヴェングラーとトーマス・マン』の書評が掲載されました。評者はドイツ文学者の小林正幸さん。1947年5月のフルトヴェングラーのドイツ楽壇復帰ののち、彼と文豪トーマス・マンとのあいだで交わされた書簡から、当時の(そして現代にいたる)ドイツの芸術家たちに突きつけられた「政治と芸術」という問いをあらためて問い直した本書の意義を深くとらえ、共感とともに紹介してくださっています。

同誌の同じページには林達也『新しい和声』、おおしまゆたか『アイルランド音楽』も紹介されています。

[木村]