山中千尋さんが『ラドゥ・ルプーは語らない。』を紹介

ジャズ・ピアニストの山中千尋さんがご自身のnoteで板垣千佳子編『ラドゥ・ルプーは語らない。──沈黙のピアニストをたどる20の素描』について書かれています。

ラドゥ・ルプーは語らない|note

学生のころからルプーの演奏に接していたそうで、

彼の演奏は、わたしの自意識の靄を突き抜ける光の束だった。

と述懐されています。

『ラドゥ・ルプーは語らない。』については、

様々なエピソードによって、ラドゥ・ルプーという類い稀な芸術家の素顔が、浮かび上がっては、消え去る。

と簡潔に紹介してくださっています。山中さんの心に届いたこと、うれしく思います。

まさに「musicians’ musician」であるルプー。ほかにもさまざまな著名音楽家が本書を読んでくれて、編者の板垣さんにメッセージをくださるそうです。私信なので公には紹介できませんが、確実に種が根付いていっている様子が感じられます。