讀賣新聞で『ラドゥ・ルプーは語らない。』が紹介されました

1月30日(日)付けの讀賣新聞読書面「本よみうり堂」にて、「読書情報」として板垣千佳子編『ラドゥ・ルプーは語らない。──沈黙のピアニストをたどる20の素描』が紹介されました。無署名の短評ですが書影入り。「音楽を言葉で残すことの価値について考えさせられる」と結んでくださっていて、うれしく受けとめました。

ちなみに、紙面をめくった裏面に田尻芳樹さんの「名著60 想像力の冒険」という連載が掲載されていて、今回はベケット『ゴドーを待ちながら』が取り上げられていたのですが、本人が「語らない」で親交のある人々の語りで構成されている『ラドゥ・ルプーは語らない。』を、ある方が「『ゴドーを待ちながら』みたい」と評してくださったことを思い出しました。医学書院の白石正明さんの「ケアをひらく」シリーズをめぐるインタビューもあって、読みどころ満載の日でした!