『音楽の友』に『ピアノ・テクニックの科学』の書評掲載

『音楽の友』12月号にアンスガー・ヤンケ+晴海・ヤンケ著『ピアノ・テクニックの科学』の書評が掲載されました。評者はピアニストの下田幸二さん。

……多くの考察がピアノ学習者や指導者に与える影響はたいへん大きい。特に「屈筋と伸筋」の考察は、「腕・手・鍵盤の運動の鎖」の合理的な実現において、理論的にも観念的にもたいへん重要であり、指導においても生徒に思慮深く説明すべきことである。その慎重な態度は、音楽家の手に精通した医学博士・酒井直隆の監修を得ていることでも明らかである。
 [略]「テクニックはテクニックそのものから開放されるためにこそ必要である」というヤンケ教授の言葉を嚙みしめる良書である。

と高く評価してくださいました。[G]