曽我部恵一さん推薦!「愛と尊敬と理解にあふれた、永遠の音楽書です」
ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
曽我部恵一さん推薦!
「昔、この本でソウル・ミュージックを学びました。英国のモッド少年だったピーターさんが黒人音楽にハマっていったのと同じように、高校生だったぼくもそのディープなパラダイスに誘われてしまいました。愛と尊敬と理解にあふれた、永遠の音楽書です。」
ゴスペル、R&Bからモータウン、サザン・ソウル、ニュー・オーリンズ、ファンク、そしてヒップ・ホップ、ネオ・ソウルまで……60年代からこよなく愛し続けてきた著者が語るソウル・ミュージックの歴史とスターたち、名曲と名盤。
大幅にヴァージョン・アップした新版
最新のCDガイド179枚、DVD・書籍ガイド付き
※本書は『魂(ソウル)のゆくえ』(1989年新潮社刊)を全面的に改訂増補した新版です。
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。本書はその『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョンです。ぜひ長くお手元に置いてください。
●本書に登場するおもなミュージシャン
レイ・チャールズ、サム・クック、ジェイムズ・ブラウン、オーティス・レディング、アリーサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、スモーキー・ロビンソン、ダイアナ・ロス、マーヴィン・ゲイ、スティーヴィ・ワンダー、スライ・ストーン、カーティス・メイフィールド、ドニー・ハサウェイ、アラン・トゥーサン、ネヴィル・ブラザーズ、ドクター・ジョン、ジョージ・クリントン、シック、プリンス、グランド・マスター・フラッシュ、エイミー・ワインハウスetc.……
プロフィール
ピーター・バラカン Peter Barakan
1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年、音楽出版社で著作権関係の仕事に就くため来日。一九八〇年に退社後、執筆活動やラジオ番組への出演などを始める。八〇年代にはYMOとそのメンバーの海外コーディネーションを担当。八四年から三年半、TBSテレビのミュージック・ヴィデオ番組『ザ・ポッパーズMTV』の司会を務めた。
現在はフリーランスのブロードキャスターとして活動。ラジオ/テレビで『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK-FM)、『バラカン・ビート』(Inter FM)、『ライフスタイル・ミュージアム』(Tokyo FM)、『ジャパノロジー・プラス』(NHK BS1、NHK World)などの番組を担当。
また、二〇一四年から毎年秋に開催されている音楽フェスティヴァル『Peter Barakan’s Live Magic!』を監修している。
おもな著書に『ロックの英詞を読む──世界を変える歌』(集英社インターナショナル)、『ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック』(光文社知恵の森文庫)、『ラジオのこちら側で』(岩波新書)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)がある。
ピーター・バラカン公式サイト
CONTENTS
00 はじめに──ぼくにとってのソウル・ミュージック
01 ゴスペルの話から始めよう──ソウル前史
02 R&Bからソウルへ──レイ・チャールズ、サム・クック、ジェイムズ・ブラウン
03 モータウン──黒人の夢を乗せた都会のサウンド
04 サザン・ソウル──スタックスが作りあげた60年代の奇跡
05 ニュー・オーリンズのR&B
06 70年代ソウルのスーパースターたち──内省と成熟
07 フィラデルフィア・ソウル──都会育ちの黒人たち
08 ファンク、ロックとソウル
09 ディスコ・ブームとソウルの死
10 ヒップ・ホップの時代
11 魂のゆくえ
[CDガイド]
1 ゴスペル/R&B
2 モータウン・サウンド
3 サザン・ソウル
4 ニュー・オーリンズR&B
5 70年代ソウル
6 ファンク
7 魂のゆくえ
[DVDガイド]
[お薦めのソウル本]