セッション、歴史、ダンス・チューン、楽器、うた、詞……
CDを聴きながら読むアイルランド伝統音楽の入門書
CDを聴きながらアイルランド伝統音楽のエッセンスを知ろう!
オックスフォード大学出版局による入門書、待望の邦訳!
「ボロボロ」になるまでこの本を使いたおしてみてください──訳者
付録CDにはルナサ、アンディ・アーヴァイン、ケヴィン・バークらの貴重な未発表音源を含む27曲を収録!
プロフィール
スタンリー・スコット(Stanley Scott)
ウェズリアン大学と南コネチカット州立大学で教鞭を執る。意欲的に活躍する作曲家、ヴォーカリスト、ギタリストでもあり、アイルランドの伝統音楽と北インドの声楽のふたつを得意としている。ドロシア・E. ハスト(Dorothea E. Hast)
東コネチカット州立大学でパフォーミング・アーツを教授。ワールド・ミュージックについて執筆し、映画制作にも関わっているほか、自らティン・ホィッスルでアイルランドの伝統音楽を演奏する。おおしま・ゆたか
東京生まれ。ヨーロッパの伝統音楽をこよなく愛する翻訳家。著書に『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』(アルテスパブリッシング)、訳書に『ギネスの哲学』(英治出版)、『聴いて学ぶアイルランド音楽』『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』(以上アルテスパブリッシング)、『アイルランド 社会と文化1922~85年』(国文社)、『アイリッシュハートビート ザ・チーフタンズの軌跡 』(音楽之友社)、『アイリッシュ・ソウルを求めて』(大栄出版)があるほか、K. S. ロビンソン『火星三部作』、A. カーズワイル『驚異の発明家の形見函』(以上東京創元社)、『ラーマーヤナ』(ポプラ社)など多くの小説の翻訳を手がけている。
ブログ http://blog.livedoor.jp/yosoys/
CONTENTS
●目次
1 セッションに招かれる
2 歴史的なつながり:音楽、ダンス、そして国家の創世
3 伝統を受けつぐ
4 ダンス・チューンの伝統
5 シンガー、セッション、うた
6 新しいアイルランドのシャン・ノース:うたの伝統
7 世界市場のなかのアイリッシュ・ミュージック
●CDに収録されているおもなミュージシャン
ケヴィン・クロフォード(ルナサ)、アンディ・アーヴァイン、ケヴィン・バーク、ジャッキー・デイリィ、マイケル・コールマン、メアリ・マクナマラ、レン・グレアム、ポゥドリギーン・ニ・ウーラホーン、ジュニア・クリーハン、ジョー・ヒーニィ、ミホール・オ・スーラウォーン