ヘンデル《メサイア》研究
楽曲分析と解釈

定価:本体8000円[税別]

  • B5判・上製 | 528頁
  • 発売日 : 2014年10月15日
  • ISBN 978-4-86559-110-1 C1073
  • ジャンル : クラシック/合唱/楽曲研究
  • 装丁:下川雅敏

聖典を識る。楽の深奥に分け入る──

半世紀を超える演奏経験に裏づけられたゆるぎなき考察。
すべての演奏家・愛好家に贈る決定的研究書、待望の刊行!

樋口隆一氏(音楽学者、指揮者、明治学院大学教授)、推薦!

著者の中内幸雄氏はヘンデルの《メサイア》を40回以上指揮し、その魅力に取り憑かれて半生かけて研究を進めてきた。ジェネンズの台本とその背後にある聖書の章句への深い考察はもとより、名曲を名曲たらしめている音楽的モティーフ(動機)の網の目の精緻な解析、オペラ作曲家ヘンデルならではの大胆な和声の秘密の解明、そしてそれらの総合に依拠する演奏への提言は、この名曲に取り組もうとする演奏家にとって最良の手引きであり、すべての音楽愛好家に《メサイア》の魅力の秘密を教えてくれるものである。

G. F. ヘンデル(1685-1759)の不朽の名作であり、〈ハレルヤ〉コーラスなどにより知られるオラトリオ《メサイア》(初演:1742)全曲を、半世紀を超える演奏経験をもとに徹底分析。
歌詞、楽曲の構成、モティーフ、歴史的背景など、考え得るすべての要素について分析と解釈をおこなった記念碑的労作。
すべての演奏家、指導者、音楽愛好家必携の《メサイア》バイブルが誕生!

初版500部限定発売!

プロフィール

  • 中内幸雄(なかうち・ゆきお)
    1931年高知生まれ。
    高知大学教育学部(音楽専攻)、卒業。
    東京芸術大学指揮科研修員、修了。
    ウィーン国立音楽大学教会音楽科、留学。
    バッハ・カンタータ・オラトリオ演奏会、主宰・指揮(約20年間)。
    ヘンデル・メサイア演奏会、連続指揮(約40年間)。
    東奥義塾高校教諭、弘前学院大学講師、四国学院大学教授、
    現在、同大学名誉教授。
    2012年、明治学院大学より博士(芸術学)の学位を授与。

CONTENTS

第1部 メサィア出現の預言と降誕と招き
I.バビロン捕囚の終結
II.裁きと清め
III.キリスト誕生
IV.ベツレヘムでの出来事
V.恩寵と招き

第2部 受難と復活・昇天
VI.キリストによる平和
VII.孤独と苦痛
VIII.死と復活
IX.昇天
X.天使の礼拝
XI.福音の伝播
XII.この世的な抵抗
XIII.神の裁き
XIV.神の王国出現

第3部 キリスト復活の奥義と讃美
XV.信仰によって生きる
XVI.キリスト教の奥義
XVII.信仰の確信
XVIII.讃美

おわりに


参考文献
ヘンデルの自筆楽譜
謝辞