今月28日に発売するカエターノ・ヴェローゾ『熱帯の真実』のサウンドトラックとして、一足早くSpotifyのプレイリストを公開しました。

カエターノ本人や盟友ジルベルト・ジル、妹マリア・ベターニアなどの作品はもちろんのこと、ボサノヴァ以前のブラジル歌謡やビートルズ、ストーンズなどなど、カエターノが本文で触れた曲を全部で124曲ピックアップ。7時間20分もあるので、３つのリストに分けてあります。

◎プレイリスト１
巻頭「カルメン・ミランダはさんばを踊れなかった（新版・序）」と本書パート１の３つの章「エルヴィスとマリリン」「ベターニアとレイ・チャールズ」「バイーア間奏曲」からの32曲。最初の９曲が「カルメン・ミランダ〜」からで、10曲目「シキータ・バカーナ Chiquita bacana」から最後の「ボア・パラーヴラ Boa palavra」までがパート１に登場する曲です（「イントロ」では楽曲には触れていません）。

◎プレイリスト２
パート２「トランス」から「ヂヴィーノ・マラヴィリョーゾ」までの15の章に登場する57曲です。

◎プレイリスト３
パート３「ナルシスの休暇」からの２曲と、パート４「バーハ69」からラスト「小径」までの８章に登場する35曲です。

Spotifyのカタログに見つからなかった楽曲はわずかに数曲のみ。
そのものずばりの録音がなくて時代がずれている曲もありますが、カエターノの作品はすべて揃っています。
無料のアカウントでも聴くことができますので、62万字という長旅のお伴にぜひお楽しみください！