創造の限りない神秘がここにある。|青柳いづみこさんが産経新聞で『ソング・オブ・サマー』を書評!

ピアニストで文筆家の青柳いづみこさんが11/26付けの産経新聞にて、エリック・フェンビー著/小町碧訳/向井大策監修『ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス』を書評してくださいました。

ピアニスト、文筆家・青柳いづみこが読む『ソング・オブ・サマー 真実のディーリアス』 口述筆記、あなたは五線譜に各楽器の旋律を書き取れますか?|産経新聞

ディーリアスとフェンビーがおこなった口述筆記による作曲法をテーマに、とくに、共同作業が進むにつれて、フェンビーが「作曲家の発想を先取りしてしまう」ようになる不思議に着目。つねに楽譜上で作曲家の精神と交流をおこなっているピアニストならではの書評となっています。

『夏の歌』の詳細な制作過程が譜例つきで示される章もあり、音楽に携わる者には示唆に富む内容となっている。

「創造の限りない神秘がここにある」と結んでくださり、本書のユニークな点を的確に捉えてくださいました。ありがとうございました。[G]