列島の近代をオーケストラ音楽をとおしてとらえなおす──『音楽の友』で小沼純一さんが『近現代日本の管弦楽作品』を書評!

『音楽の友』2025年10月号に、批評家・詩人の小沼純一さんによるオーケストラ・ニッポニカ編『近現代日本の管弦楽作品』の書評が掲載されました。

[オーケストラ・ニッポニカの毎回の演奏会で]配布されるプログラムも充実で、楽曲の再発見から作品への解説が克明に記される。そんな楽曲たちの解説が、本文のみで600ページを超える大冊となった。

 この列島における作曲家についての本はあった。だがオーケストラ作品に特化し、しかもほとんど知る・聴く機会がないものについて書かれている貴重な資料として、本書はある。特に戦前・戦中の作品など、現在ふりかえってこそみえてくるものがある。これを機に、列島の近代を、オーケストラ音楽をとおして、とらえなおすこともできようか。