音響と奏でられる音楽との高度な結びつき──横川理彦さんが『サウンド&レコーディング・マガジン』で『コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて』を紹介

『サウンド&レコーディング・マガジン』2024年7月号にて、音楽家の横川理彦さんが『音響設計家・豊田泰久との対話 コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて』(聞き手:林田直樹/解説:潮博恵)を紹介してくださいました。

数多くの名ホールを手掛けた豊田の見識は見事で、音響と奏でられる音楽との高度な結びつきに幾度も目を開かされる。

その[第7章]後に潮がレポートするサントリーホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、ふくやま芸術文化ホールの現状も、クラシック音楽のアクチュアルな取り組みとして興味深い。

とご高評いただきました。

横川さんが同誌で長年続けてこられたこの書評コーナーは今回が最後とのこと(次号からは別の連載が始まるそうです)。ひとりの執筆者による音楽書の定点観測といえる場がまたひとつ消えてしまうのはさびしいかぎりです。

横川さん、長いあいだお疲れさまでした!