思わずその手形に自分の手を重ねてしまう──板倉重雄さんが『intoxicate』にて『近衛秀麿の手形帖』をご高評

小沼純一さんが『日本音楽の構造』を紹介してくださった『intoxicate』2024年6月号(#170)には、板倉重雄さんによる『近衛秀麿の手形帖』の紹介も掲載されていました。

それぞれ[手形の]記入日や人物解説、記入経緯などのデータが丁寧に加えられ、印刷もオリジナルの色合いをリアルに再現して美術書のように美しく、思わずその手形に自分の手を重ねてしまう。

巨躯で知られたシャリアピンの巨大な手や、革命児ストラヴィンスキーの茶目っ気など、大音楽家たちが生々しく感じられて実に楽しい。

と、ご高評いただきました。本を楽しんでくださったことがなによりもうれしいです!