『intoxicate』にて『レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ』紹介

タワーレコードのフリーマガジン『intoxicate』vol.161 (2022年12月10日発行)にて、S.へファー著/小町碧+高橋宣也訳『レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ──〈イギリスの声〉をもとめて』が紹介されました。

評者は板倉重雄さん。

裕福な家庭に育ったRVWが少年時代から音楽に傾倒し、はじめは民謡に英国らしさを見いだし、その後、2つの大戦の影響から民謡調からも脱し、力強く独自の音楽語法を追求し続けるさまが描かれている。先輩エルガーとの作風の違い、盟友ホルストとの友情、そしてRVWの折々の作品群が、専門用語をほとんど使わず、判りやすく解説されているのも素晴らしい。

このように小さい枠ながらも本書の特長をズバリと言いあてたうれしい書評。ありがとうございました。