「礒山雅さんの言葉は一生のテキスト」──神戸新聞に森岡めぐみさんのインタビュー掲載

4月24日(土)の神戸新聞に、『礒山雅随想集 神の降り立つ楽堂にて』の編著者で、神戸市民文化振興財団演奏担当部長の森岡めぐみさんのインタビュー記事が掲載されました(執筆は同紙編集委員の網麻子さん)。

神戸市民文化振興財団演奏担当部長 森岡めぐみさん神戸からどんな音楽届けますか?|深デジ|神戸新聞NEXT(登録が必要です)

同書刊行後、31年間勤めた住友生命いずみホールを退職し、全国でもめずらしい2つのプロ演奏団体、「神戸市室内管弦楽団」「神戸市混声合唱団」を擁する自治体の財団に所属、楽団と合唱団の責任者として、第2の職業人生を歩みはじめた森岡さんの、神戸の音楽文化をもりたてたいという熱い思いの伝わる素晴らしい記事でした。

『礒山雅随想集 神の降り立つ楽堂にて』についても、「心にしみました」という網さんの言葉にこたえ、「私の一生のテキスト。神戸の戦略とか、結構ここから考えています。礒山さんの言う『まずお客様をつくれ』『音楽の素晴らしさを言葉で説明せよ』とかね」と答えておられます。

「舞台芸術、特にコンサートの現場で、かけがえのないひとときを皆さんに持ってもらいたいし、私も持ち続けたい。演奏家の方にもそう。そのひとときのために人生があるのかなと思っていて。それに対する愛情とか、強い思いとかが原動力になっています」という森岡さんの言葉に励まされる思いでした。