祝!『音盤考現学』『音盤博物誌』サントリー学芸賞を受賞!!

音盤考現学

やりました! 片山杜秀さんの『音盤考現学』『音盤博物誌』が第30回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞しました! 先日の第18回吉田秀和賞に続いてのダブル受賞!! 片山さん、すごい。おめでとうございます!
社会・風俗部門の審査員は奥本大三郎(埼玉大学教授)、川本三郎(評論家)、佐伯順子(同志社大学教授)、袴田茂樹(青山学院大学教授)、養老孟司(東京大学名誉教授)の5氏。代表して川本三郎さんが選評を書いてくださっています(こちらで全文を読むことができます)。片山さんの批評に横溢する「おおらかな肯定の意志」を高く評価してくださいました。
片山さんの受賞コメントはこちらです。
今回の受賞作は4部門8作品。同じ社会・風俗部門では平松剛さんの 『磯崎新の「都庁」──戦後日本最大のコンペ』(文藝春秋)が受賞。そのほか特筆すべきは、芸術・文学部門で受賞した奥中康人さんの『国家と音楽──伊澤修二がめざした日本近代』(春秋社)。音楽書としては2001年の岡田暁生さん『オペラの運命』(中公新書)以来のことで慶賀のいたりです。

[木村]

◎各紙速報
MSN産経ニュース「サントリー学芸賞に片山杜秀氏ら」
時事ドットコム「サントリー学芸賞に平松剛氏ら」
毎日jp「サントリー学芸賞:受賞者・受賞作決まる」
読売新聞 YOMIURI ONLINE
サントリー学芸賞に「アダム・スミス」の堂目氏ら
徳島新聞Web「サントリー学芸賞に8氏 堂目卓生氏ら」