評論家・片山杜秀さんによる「現代音楽ギライ矯正講座」(?)。チラシによれば「《この道》の山田耕筰は、リヒャルト・シュトラウスを模範としました。そのライヴァルで《海ゆかば》の信時潔が尊敬していたのは、バッハでした。山田や信時に反発した次の世代は、ベートーヴェンやマーラーやラヴェルを愛好しました。そして戦後になると、親ドビュッシーの武満徹と親ストラヴィンスキーの黛敏郎が覇権を争います。西洋の大作曲家たちが、実際の音楽史とは違う順番で、影響を与えていったのです。なぜそういう順番になったかを考えると、日本の近現代の音楽史が早分かりできるという話になればと、思っています」(講師記)とのこと。おもしろそ~。
カルチャーセンターの講座ながら、仕事人にもありがたい平日夜の開講です。
◎日時:2007年11月16日(金)19:00~20:30
◎受講料(税込み):会員2,940円/一般3,570円(入会不要)
ACC学生会員1,000円
◎場所:新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター(申し込みは4階受付)
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