タワーレコードのフリーマガジン『intoxicate』Vol.178(10月10日発行)に松岡正剛著『百書繚乱──松岡正剛のヴィジュアルブックガイド』の書評が掲載されました。同誌と連動するウェブサイト「Mikiki」に全文が掲載されています。評者はライターの高見一樹さん。
松岡正剛の知的遊戯はまだまだ続く――読書欲が掻き立てられるヴィジュアルブックガイド「百書繚乱」を手に取って|Mikiki
[…]松岡の途方もない読書欲が呼び込むいろんな世界を見せてくれる。この人になぜこんなにも読みたくなるのか?と問えば、なぜ読まないのか?と問い返されるだろう。競馬新聞にさえ〈たった十数センチ角の新聞の短評がもたらすドラマには、汲めども尽きない「編集力」が秘められている。〉(本書)と感嘆する人なのだ。本書に〈本は遊びたがっている〉という章がある。本は知性の遊び場。松岡はその最高の遊び人ということなのだ。ジョン・ケージの「サイレンス」を手に取ったとき、デュシャンの「グリーンボックス」を見た時、なぜかそこに松岡の言う編集工学のインスピレーションを感じた。
高見さんご自身の読書遍歴と重ねあわせながら、松岡さんの読書欲・好奇心・編集力に思いをはせる共感あふれる書評です。