国立音楽大学附属図書館の広報誌『ぱるらんど』324号(2025年7月発行)にて、横原千史著『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』が紹介されました。同館職員の勇彩子さんが紹介してくださっています。同誌は以下からダウンロードも可能です。
附属小学校から大学まで「くにたち」で学んだという勇さん、小学6年の実技試験でベートーヴェンのピアノ・ソナタを演奏したとき、作品についてもっと知りたいと思うものの壁にぶつかってしまいます。
音楽大学で学ぶ皆さんにとっては日常の作品分析ですが、私にとってはそのとき初めて大きな壁となりました。何をどうしたらよいのか、辞書を片手に言葉の意味から調べ、演奏を聴き比べ、時代背景なども勉強しましたが、分からないことが分からない状態でした。
『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全作品解説』は当時の私がほしかった一冊です。学習者の手引きとなる手軽に読める解説書として、知りたい内容がたくさん詰まっている!と目から鱗でした。
このように、当時を振り返りながら、現在の図書館員としての立場から、国立音大の学生さんに本書を強く薦めてくださいました。
現在少し品薄となっている本書ですが、8月には増刷を予定しています。音大をめざす受験生や、音大生のみなさんの手もとに長く置いてもらえたらと思っています。