泣くのはいやだ、笑っちゃおう
「ひょうたん島」航海記

定価:本体1800円[税別]

  • 四六判・並製 | 280頁
  • 発売日 : 2015年12月15日
  • ISBN 978-4-86559-133-0 C0074
  • ジャンル : テレビ/ノンフィクション
  • ブック・デザイン:福田和雄(FUKUDA DESIGN)

テレビ史を飾る伝説のNHK人形劇『ひょっこりひょうたん島』。
井上ひさし、山元護久、宇野誠一郎、藤村有弘、中山千夏……
若き才能を集め、舵をとった生みの親が番組の航跡を書き下ろす!

まるい地球の水平線に青春の光を探し求めて──

1964年4月に放送を開始、69年4月まで5年間にわたって、
子どもたちを夢中にさせた伝説の人形劇『ひょっこりひょうたん島』。

そこに集まったのは、脚本の井上ひさし/山元護久コンビ、作曲の宇野誠一郎、アニメーションの久里洋二、人形造形作家の片岡昌、人形劇団ひとみ座の面々、そして藤村有弘、熊倉一雄、中山千夏ら声優陣といった若き才能たちでした。

彼らに声をかけ舵をとったのが、本書の著者、すなわち番組の生みの親でもある当時のNHK担当ディレクター、武井博です。

本書は、番組のアイディアに始まり、脚本チームのこと、難産だった主題歌、声のキャスティング、撮影方法、そして今も生き続けるひょうたん島のスピリットなどなど、誕生から番組終了までのすべてを、制作現場をよく知る当事者ならではの秘話、エピソードとともに生き生きと語った、夢のふくらむノンフィクションです。

ⓒ井上ひさし/山元護久/ひとみ座/NEP
キャラクター・デザイン:片岡昌

プロフィール

  • 武井博(たけい・ひろし)
    1936年、埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、59年NHKに入局。ディレクターとして子ども向け番組の企画制作に携わる。『ものしり博士』に続いて、1964年の放送開始から69年の番組終了まで、『ひょっこりひょうたん島』の企画・演出を手がけたのち、名古屋支局に移って『少年ドラマ』シリーズを担当。83〜89年には幼児番組『おーい!はに丸』を企画演出。NHKスペシャル『0歳からの出発』ではキャスターも務めた。NHK勤務のかたわら童話を執筆し、70年の『いたちのコロッペ』(あかね書房)をはじめ、『モグラが三千あつまって』『はらぺこプンタ』(講談社)、『コン八ぎつねの大脱走』(小峰書店)などを発表。ほか著書に『聖書ものがたり絵本』(いのちのことば社)、訳書に『スルーフ博士の育児書』(玉川学園出版)などがある。
    93年にNHKを退職し、翌年カルバリー聖書学院に入学。卒業後の99年にプロテスタント・キリスト教会「横浜カルバリー・チャペル」の牧師に就任し、現在は名誉牧師を務めている。

CONTENTS

はじめに──”光探し“の集団
第1部 ひょうたん島前史
第2部 ひょうたん島の誕生
第3部 ひょうたん島、大海原へ
第4部 ひょうたん島スピリットは永遠に
第5部 それぞれのひょうたん島
終章  あとがきに代えて