戦後文化史が手に取るように見える。──『サウンド&レコーディング・マガジン』で『武満徹の電子音楽』が紹介されました!

川崎弘二著『武満徹の電子音楽』の書評が『サウンド&レコーディング・マガジン』2018年11月号に掲載されました。
評者は横川理彦さん。

本書の、徹底的に資料にもとづき、全作品をクロニクルに配置した記述を

1990年代までの戦後文化史が手に取るように見える。

一次資料を予断なく徹底的に採集し、正確に記述していくことで活動や作品の実像がはっきりと見えてくるのだ。

とたいへん高く評価してくださっております。

また、装画のブルーノ・ムナーリについても
「丁寧な本作りのあらわれの一つとして特筆しておきたい」と、絶賛していただきました。
装画以外にも、表紙やスピンの色合い、本文用紙の開きやすさなど
佐々木暁さんの装丁が行き届いた美しい本ですので、みなさまも是非お手にとってみてください!