アルテスパブリッシングはこのほど、『音楽家は本を読む。──浦久俊彦の乱読道場』発刊を記念し、著者の浦久俊彦さん、趣旨に賛同してくださった編集者の河野通和さんとともに、音楽家と本をつなぐプロジェクトを開始いたします。
「自分はこれまでも本を読んできましたけど、なにか?」というツワモノから、「これからどんどん本を読んで、音楽活動をより活性化させたい!」というビギナーまで、われこそは!と思う音楽家のかたがたとつながり、本の文化を音楽界にもひろめたい──それがこのプロジェクトの目的です。
プロジェクトの皮切りに、音楽家のみなさんに参加していただき、エッセイコンテストを開催することになりました。
参加資格は「音楽家である」こと。プロ、アマ問わず、専門家か愛好家かにもかかわらず、「音楽活動」を継続していて、「音楽」が自分の生活や人生のたしかな〝軸〟になっていると自覚している方なら、どなたでもご参加いただけます。参加要件はコンテストにエッセイを提出すること。お題は「わたしと本と音楽と」です。
浦久俊彦さんからメッセージをいただきました。
「本を読む音楽家エッセイコンテスト」へ、ようこそ!
このコンテストは、本を愛する音楽家たち、そして音楽を愛する本好きたちの輪を世界に広げよう! という壮大な(?)プロジェクトへの扉です。
楽器をうまく演奏するだけが「音楽家」ではありません。
やさしい気持ちで歌を口ずさんだことがあるなら、あなたは立派な「音楽家」です。
本をあまり読まなくても、大切な思い出の一冊があるなら、あなたは立派な「本好き」です。
人類を育んできたふたつの偉大な文化装置、「本」と「音楽」をつなぐ「ことば」を探して、ご一緒に旅してみませんか?
すてきなエッセイを楽しみにお待ちしています。
──浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)
選考は浦久俊彦さんと河野通和さんとアルテスパブリッシングとで厳正におこない、大賞1名、優秀賞1名、浦久賞・河野賞・アルテス賞各1名を選出します。入賞者には副賞として図書券を贈呈するほか、参加者には先着15名に書籍『音楽家は本を読む。』をアルテスパブリッシングから贈呈します。
第1回「本を読む音楽家エッセイコンテスト」参加要領
- 参加資格
プロ・アマ問わず、音楽活動を継続している人、現在修行中の人、音楽をつくったり演奏したりはできないけれど、音楽を友として、人生や生活の〝軸〟として、いつも心に響かせている愛好家など、「音楽を愛する人」ならどなたでもご参加いただけます
- 参加要件
- エッセイの提出
- テーマ「わたしと本と音楽と」
- みなさんのたいせつにしている本や読書体験と音楽生活、音楽活動との関係について、自由に書いてください
- エッセイのタイトルも自由に付けてください
- 文字数:日本語で4,000字前後
- 原稿の形式:汎用のファイル形式(.txt, .rtf, .doc, .docxなど)で保存したテキストデータをメールに添付して、以下のメールアドレスあてにお送りください:
info〓artespublishing.com 〓=アットマーク - メール本文には以下の事項を記載してください:
- 氏名
- 年齢
- 住所
- メールアドレス
- 職業/所属
ご自分の音楽活動を簡単に(例:作曲家、チェリスト、リスナーなど) - いただいた個人情報は、今後「本を読む音楽家」プロジェクトの情報発信以外には使用いたしません。また本コンテストは販売促進を目的とするものではありません
- 締切:2026年1月末日
- エッセイの提出
- 選考・発表について
- 浦久俊彦さん、河野通和さん、アルテスパブリッシングが厳正に選考し、以下の受賞者を選出します:
- 大賞:1名(副賞:図書券50,000円および書籍『音楽家は本を読む。』1冊)
- 優秀賞:1名(副賞:図書券20,000円および書籍『音楽家は本を読む。』1冊)
- 浦久賞・河野賞・アルテス賞:各1名(副賞:図書券各10,000円および書籍『音楽家は本を読む。』各1冊)
- 参加者のうちお申し込み先着15名に書籍『音楽家は本を読む。』各1冊を贈呈いたします
- 発表:2025年2月下旬
- 受賞者本人にメールで通知するとともに、アルテスのホームページおよびSNS(X、Facebook)にて発表します
- 大賞受賞作はアルテスが配信する会員制メルマガ『月刊アルテス』2026年4月号に掲載します
- 贈賞式
- 日時:2026年4月5日(日)15:00〜17:00
- 場所:月花舎(101-0051 東京都千代田区神田神保町3-5 ニュー徳栄ビル1F)
- 大賞・優秀賞受賞者以外に先着10名をご招待(要申込、申込方法は受賞者発表時に告知します)
- 浦久俊彦さん、河野通和さん、アルテスパブリッシングが厳正に選考し、以下の受賞者を選出します:
参加要領は以上です。
なお、コンテストの受賞者と参加者を対象に、浦久俊彦さんの「軽井沢ひとり図書館」で、2026年春(予定)に「本を読む音楽家ミーティング@軽井沢」(仮称)を開催いたします(開催概要は後日発表いたします)。「本好きの理想郷」ともよばれる浦久さんのプライベート図書館を訪れてみたいと思われる方も、ぜひふるってご参加ください。
今回の第1回コンテストを契機に、参加者のみなさんを対象に、イベント開催や情報発信を継続していきたいと思っています。ぜひ、「本を読む音楽家」プロジェクトを盛り上げるべく、ご協力ください!