『音楽の友』8月号に新実徳英『A.E. あるいは希望をうたうこと』の書評が掲載されました。評者は音楽学者の藤田茂さん。「エッセイの達人が記した東日本大震災「以前」と「以後」」と題し、
著者がエッセイの達人だと思うのは、ひょうひょうとした語りのなかに真剣な思いをしのばせるところ。……40番目と41番目のエッセイのあいだに東日本大震災は起こった。そのつらさを引き受けることで、著者の真剣な思いは、そのエッセイのなかでずっと率直に語られるようになったと思う。
と共感を綴ってくださいました。
[木村]