『週刊読書人』に『日本メディアアート史』の書評掲載

2/27付けの『週刊読書人』に、馬定延さんの『日本メディアアート史』の書評が掲載されました。評者は美術評論家で東京工科大学准教授の暮沢剛巳さん。同書を「待望久しかった本格的通史」と高く評価、いくつかの課題を指摘したうえで、

 とはいえ、韓国人である著者は日本語を母語としないハンディを負っているにもかかわらず、大量の一次資料を読破し、約40人もの関係者にインタビューを行うなど、精力的な作業の積み重ねによって、日本のメディアアートの通史というほとんど類書のない貴重な研究をまとめ上げて見せた。その成果は傑出したものであり、今後の研究の進展によって一部の記述を改める必要が生じたとしても、本書の提起した問題の重要性まで損なわれることはないだろう。

と最大の賛辞で結んでくださっています。ありがとうございました。

[木村]