タワーレコードが発行している『』誌の最新176号に、和田博巳著『楽しい音の鳴るほうへ』の書評が掲載されました。
数々の読みどころを紹介しながら、「必然的とも言える偶然の連続によって成り立っている」和田さんの人生を「ユニークな人たちをいろいろと巻き込みつつ巧みにルートをチョイスしながらメロディアスな」ものとして楽しく読んでいただけたようです。
「東京のジャズ喫茶、ロック喫茶の歴史に関心を寄せる人にとってもたまらなく魅力的な一冊だと思う」という締めの一言もうれしいです。桑原シローさん、ありがとうございました。
また、その左隣のページではオーケストラ・ニッポニカ編『近現代日本の管弦楽作品』が紹介されていて、「公演ごと、真摯に作品と向き合う研究結果が静かに積み重なって出来上がったアンソロジーがもつ誠実さが漂う」と評してくださっています。高見一樹さん、ありがとうございました。