ARTES インフォ*クリップ[vol.118]今年の春はYMOと音楽用語と楽典だ!号

【お詫び】先ほどお送りしたメルマガの内容に誤りがありましたの
で、正しく作り直したものをお送りします。『楽典』の発売日を4
月10日に改め、『音楽用語の基礎知識』のご案内を追加したもの
です。お騒がせして恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。

▼【3/25発売!】藤井丈司著『YMOのONGAKU』
▼【3/28発売!】久保田慶一編・著『音楽用語の基礎知識
 これから学ぶ人のための最重要キーワード100』
▼【4/10発売!】小鍛冶邦隆監修・著『楽典 音楽の基礎から和
声へ』
▼【2/25発売!】松平敬著『シュトックハウゼンのすべて』
▼【フェア】ディスクユニオン下北沢店で3社合同フェアがスター
ト!
▼【イベント】3/14(木)アントネッロがダ・ヴィンチと音楽の
関係を掘り下げるレクチャーコンサートを開催
▼【イベント】4/3(水)松平敬×新垣隆×佐々木敦
「シュトックハウゼンとは何者だったのか」
▼【メディア掲載】文学や歴史にも通じた総合的人格としてのボッ
セ像──池田卓夫さんが『雨の歌』を絶賛
▼好評発売中の既刊より
▼アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ
▼アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
▼代沢だより

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ARTES インフォ*クリップ[vol.118]2019/03/04
今年の春はYMOと音楽用語と楽典だ!号
アルテスパブリッシング https://artespublishing.com
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■【3/25発売!】藤井丈司著『YMOのONGAKU』

YMOのONGAKU


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祝・YMO結成40周年!
レコーディング・スタッフとして『散開』までを見届けた著者が、
豪華ゲストとともに解き明かすテクノ・ポップの魔法!

78年のデビュー作から93年の『テクノドン』まで、YMOが発表
した6枚のスタジオ・アルバムは、その後の世界のポップスを変え
ました。
本書はそのレコーディング・プロセスに深く分け入り、細野晴臣、
坂本龍一、高橋幸宏というメンバー3人の共同作業から生まれた
YMOのいまなお新しい音楽性の秘密を探っていきます。

著者は80年代にYMOのアシスタントを務めたのち、サザンオール
スターズ、布袋寅泰、玉置浩二、JUDY AND MARRY、ウルフル
ズなどを手がけ、現在は音楽プロデューサー/アレンジャー/シン
セサイザー・プログラマーとして活躍中。

■対談ゲスト
松武秀樹(シンセサイザー・プログラマー/作編曲/音楽プロデュ
ーサー)
飯尾芳史(レコーディング・エンジニア/プロデューサー)
砂原良徳(ミュージシャン)
木本ヤスオ(サウンド・プロデューサー/アレンジャー/シンセサ
イザー・プログラマー)

※3月14日(木)に新宿文化センターで開催されるコンサート
「Yellow Magic Children─40年後のYMOの遺伝子─」で本書の
先行発売を予定しています。
https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/shusai/15884/

定価:本体2500円[税別]
A5判・並製・288頁
発売日:2019年3月25日
ISBN 978-4-86559-202-3 C0073
ジャンル:日本のロック/テクノ・ポップ
ブックデザイン:加藤賢策(LABORATORIES)
編集協力:吉村栄一

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■【3/28発売!】久保田慶一編・著『音楽用語の基礎知識
 これから学ぶ人のための最重要キーワード100』

音楽用語の基礎知識


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これ1冊で全部がわかる!
学ぶ人、教える人、聴く人、演奏する人──
あらゆる音楽人が身につけるべき教養を豊富な譜例と図版でわかり
やすく解説。

大好評のロングセラー『キーワード150 音楽通論』がスリムになっ
て再登場!

楽典、和声、楽式、分析、音楽史などあらゆる分野を1冊に網羅。
クラシック音楽だけでなく、ポピュラー音楽、民族音楽、日本音楽
まで全ジャンルをカヴァーし、
音楽学の諸分野や音楽と社会とのかかわりにも目配りした新時代の
音楽事典。

●この本の特色
・各章は学びやすく整理・分類され、体系的な学習が容易に。
・さまざまな知識が問われる教員採用試験の参考書として最適。
・「参照キーワード」へスキップすれば、関連知識も効率よく習得。
・気になる用語や人名は索引で検索。事典としての使いやすさも追求。
・第一線で活躍する気鋭の執筆陣が、最新の研究成果をここに結集。

定価:本体2000円[税別]
A5判・並製(ビニールカバー装)・296頁
発売日:2019年3月28日
ISBN978-4-86559-199-6 C1073
ジャンル:音楽事典/音楽理論
装丁:福田和雄(FUKUDA DESIGN)

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■【4/10発売!】小鍛冶邦隆監修・著『楽典 音楽の基礎から和
声へ』

楽典


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楽譜の読み書きから基本的な和声学習までをカヴァー。
東京藝大教授陣が執筆する新時代のスタンダード!

はじめの一歩こそ本格派で──
初歩的な楽譜の読み方と理解に始まり、
現代音楽にも通用する音程の厳密な把握、
音部記号を利用した移調法の実践、
本格的な理論学習の導入となる和声の基礎、
そして歴史的な観点からの楽語や演奏記号の解説まで、
最高水準の音楽的知を結集した入門書の決定版。

東京藝術大学音楽学部および同附属音楽高等学校が採用!

定価:本体1800円[税別]
A5判・並製(ビニールカバー装)・224頁
発売日:2019年4月10日
ISBN978-4-86559-197-2 C1073
ジャンル:音楽理論
装丁:桂川 潤

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■【2/25発売!】松平敬著『シュトックハウゼンのすべて』

シュトックハウゼンのすべて


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知られざる創作の全貌を明かす!
演奏・研究の第一人者による待望の書き下ろし

処女作〈ドリスのための合唱曲〉から
電子音楽の金字塔〈テレムジーク〉、〈少年の詩〉
70年代の傑作〈シリウス〉、超大作オペラ〈光〉、
そして絶筆にいたるまで――
全作品を網羅した詳細な解説に加え、
「モメント形式」「フォルメル技法」といった
シュトックハウゼンが用いた作曲技法、
幼少期のエピソード、大阪万博、9.11での発言など
氏を取り巻いた周囲の状況までをも詳述した
日本初のシュトックハウゼン入門書にして決定版。
作品を収録した公式CDの情報や
独・シュトックハウゼン財団協力のもと、
多数の譜例・図版・写真を掲載。

定価:本体2800円[税別]
A5判・並製・360頁+カラー4頁
発売日:2019年2月25日
ISBN 978-4-86559-193-4 C1073
ジャンル:現代音楽/作曲家
ブックデザイン:加藤賢策( LABORATORIES)

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■【フェア】ディスクユニオン下北沢店で3社合同フェアがスター
ト!

ディスクユニオン下北沢店で3社合同フェアがスタート!


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おなじみの3社合同フェア(リットーミュージック、
DUBOOKS、アルテスパブリッシング)が、こんどはディスクユ
ニオン下北沢店で始まっています!名づけて「DIVE INTO
READING」!
https://diskunion.net/shop/ct/shimokitazawa

レコードたちに囲まれて、本たちも新鮮な表情になっています。ぜ
ひ、読書の海に飛び込んでみてください!
期間は2月22日〜3月いっぱいくらいまで。
そのあとキャラバン・フェアとして、都内のディスクユニオンを一
年ほどかけて巡回する予定です。
どこかでお会いできますように♪

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■【イベント】3/14(木)アントネッロがダ・ヴィンチと音楽の
関係を掘り下げるレクチャーコンサートを開催

3/14 アントネッロがダ・ヴィンチと音楽の関係を掘り下げるレクチャーコンサートを開催


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弊社刊『歌の心を究むべし──古楽とクラシックのミッシングリン
クを求めて』の著者・濱田芳通さん率いるアントネッロが、3月14
日(木)、レオナルド・ダ・ヴィンチと音楽との関係をテーマにし
たレクチャー付きコンサートを開催します。既報のとおり、アント
ネッロは今年8月14日(水)〜17日(土)、レオナルド・ダ・ヴ
ィンチ没後500年を記念して「ダ・ヴィンチ音楽祭in川口」を開催
しますが、このコンサートは音楽祭のいわば「キックオフ」ともな
る内容です。

以下は濱田芳通さんからのメッセージです。

 軽暖の候、いかがお過ごしでしょうか。
 来たる3/14(木)、アントネッロではレオナルド・ダ・ヴィンチ没後
 500年を記念した演奏会を催す運びとなりました。
 レオナルド・ダ・ヴィンチは楽器演奏や楽器の考案、音声学の研
 究、王室主催の祝祭イベントをプロデュースするなど、音楽の分
 野でも大きな成果を残しました。
 今回は、美術史家/東京造形大学教授の池上英洋氏によるレクチ
 ャーを交えながら、ダ・ヴィンチと音楽の関係に迫ります。
 ご都合よろしければぜひお運びくださいませ。ご来場を心よりお
 待ち申し上げます!
 アントネッロ 代表 濱田芳通

レオナルド・ダ・ヴィンチと音楽の関係についてもっと知りたい!
レクチャー付きコンサート「レオナルド・ダ・ヴィンチと音楽」
日  時:2019/3/14(木)19時開演(18時30分開場)
会  場:豊洲シビックセンターホール 
チケット:全席指定5,500円 ペア(チケット2枚)10,000円
https://www.anthonello.com/schedule/detail/?id=40

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▼【イベント】4/3(水)松平敬×新垣隆×佐々木敦
「シュトックハウゼンとは何者だったのか」

【4/3開催!】松平敬×新垣隆×佐々木敦 「シュトックハウゼンとは何者だったのか」


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『シュトックハウゼンのすべて』の刊行を記念してトーク・イベン
トを開催いたします! ご登壇いただくのは著者の松平敬さんに加
え、現代音楽作曲家の新垣隆さん、批評家の佐々木敦さんとシュト
ックハウゼンを語るにふさわしい超濃厚なメンバーです。

本書によって新たに発見されたといっても過言ではないシュトック
ハウゼンの全貌を徹底的に語っていただきます! どうぞお楽しみ
に!

予約・詳細はこちらからどうぞ!

松平敬×新垣隆×佐々木敦「シュトックハウゼンとは何者だったのか」『シュトックハウゼンのすべて』(アルテスパブリッシング)刊行記念

『シュトックハウゼンのすべて』(アルテスパブリッシング)刊行
記念
「シュトックハウゼンとは何者だったのか」

出演 _ 松平敬(バリトン歌手)、新垣隆(作曲家)、
佐々木敦(批評家)
時間 _ 20:00-22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 _ ■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink

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■【メディア掲載】文学や歴史にも通じた総合的人格としてのボッ
セ像──池田卓夫さんが『雨の歌』を絶賛

文学や歴史にも通じた総合的人格としてのボッセ像──池田卓夫さんが『雨の歌』を絶賛


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音楽ジャーナリストの池田卓夫さんがご自身のブログ「いけたく本
舗」にて、菅野美智子著『雨の歌──ゲルハルト・ボッセ、その肖
像のための十八のデッサン』を紹介してくださいました。1997年
から始まる池田さんご自身とボッセ氏との交流のエピソードなども
おりまぜながら、

 著書「雨の歌」の素晴らしさは、いくつかの重要な主題を厳選、
 「デッサン」の名に恥じない構図と作曲家が展開部、再現部…と
 構築するような筆致で、「ボッセ」という優れたフィルターを介
 した芸術論に昇華させた点にある。特に美術史家顔負けの知識と
 センスを備え、文学や歴史にも通じた総合的人格としてのボッセ
 像の描写には力がこもる。

と、本の内容や著者の筆力にも高い評価をいただきました。

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■ メディア掲載
https://artespublishing.com/news/media/
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・『サウンド&レコーディング・マガジン』に『文化系のためのヒ
ップホップ入門2』書評掲載!

『サウンド&レコーディング・マガジン』に『文化系のためのヒップホップ入門2』書評掲載!

・管楽器専門誌『パイパーズ』で「ノート・グルーピングのすすめ」!

管楽器専門誌『パイパーズ』で「ノート・グルーピングのすすめ」!

・『ステレオ』で『雨の歌』が紹介されました

『ステレオ』で『雨の歌』が紹介されました

・月刊『みすず』読書アンケート特集号に『武満徹の電子音楽』!

月刊『みすず』読書アンケート特集号に『武満徹の電子音楽』!

・音楽と作曲者への敬愛と情熱が論に力を与えている──静岡新聞
に『音楽と病のポリフォニー』の書評掲載

音楽と作曲者への敬愛と情熱が論に力を与えている──静岡新聞に『音楽と病のポリフォニー』の書評掲載

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■ 好評発売中の既刊より
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菅野美智子 著『雨の歌 ゲルハルト・ボッセ、その肖像のための
十八のデッサン』

雨の歌

山本訓久 著『ブルクミュラーで指揮法入門』

ブルクミュラーで指揮法入門

マーク・ブレンド 著、ヲノサトル 訳
『未来の〈サウンド〉が聞こえる 電子楽器に夢を託したパイオニ
アたち』

未来の〈サウンド〉が聞こえる

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■ アルテスの本のお買い求めはこちらのお店でどうぞ

本の購入方法


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アルテスの本は、全国の書店・楽器店・CDショップ・オンライン
ショップにてお買い求めいただけます。そのなかでもお求めいただ
きやすいお店のリストを公開していますので、ぜひご利用ください
(リストは随時更新しています。各店の在庫はご来店の前にご確
認・お問い合わせください)。

弊社ウェブサイト・お電話・FAXでもご注文をうけたまわっていま
す(送料無料)。

また、最新の全点カタログをウェブサイトにご用意してあります
(PDFとエクセル)。

書店・ショップの皆様へ

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■ アルテスのおすすめ! 旬の音楽情報
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◎書籍
片山杜秀『新冷戦時代の超克 「持たざる国」日本の流儀』新潮新書
https://www.shinchosha.co.jp/book/610801/

井口淳子『亡命者たちの上海楽壇──租界の音楽とバレエ』音楽之
友社
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=371120&fbclid=IwAR21S7woV4m1ol4oMlu9XFR7mnlKMHic5gn10VmIIH-uuu4zU2DEVQAHpC4

西崎 憲『全ロック史』人文書院
http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b431759.html

マーク・ウィーデンバウム『エイフェックス・ツイン、自分だけの
チルアウト・ルーム──セレクテッド・アンビエント・ワークス・
ヴォリューム2』ele-king books
http://www.ele-king.net/books/006738/

松村正人『前衛音楽入門』ele-king books
http://www.ele-king.net/books/006670/

とみさわ昭仁『レコード越しの戦後史──歌謡曲でたどる戦後日本
の精神史』ele-king books
http://www.ele-king.net/books/006737/

トニー・バレル『ルーフトップ・コンサートのビートルズ』DU
BOOKS
https://diskunion.net/dubooks/ct/new_release/

ネット配信ドラマ研究所編『ネットフリックス大解剖』DU
BOOKS
https://diskunion.net/dubooks/ct/new_release/

◎コンサート/イヴェント/TV番組
3/13|CD「SMOKE」 発売記念 大石将紀 サクソフォン×邦楽器
×現代音楽プロジェクト|近江楽堂
http://okamura-co.com/concerts/oishipjt/?fbclid=IwAR36Bcohjbw9Hmz0eEjvcO-Mab9caK-nQm9MACit7qtdtqRM3TPezEbIJBM

3/20|クアトロM(松田美緒+Mika)|ラトリエ(渋谷)

クアトロM ~Próximo Passoプロシモ・パッソ 次なる一歩~ コンサート

3/23|瀬川裕美子ピアノ・リサイタルvol.7〈オルフェウスの庭〜
線・この世界の厚みの中へ〜〉|トッパンホール
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201903231600.html

◎CD
2/27|YELLOW MAGIC ORCHESTRA『増殖』『パブリック・
プレッシャー』
http://www.110107.com/s/oto/page/YMO40?ima=1312

3/6|細野晴臣『HOCHONO HOUSE』ビクターエンタテインメ
ント

HOCHONO HOUSE/細野晴臣

3/6|高田漣『FRESH』キングレコード
http://rentakada.com/news/

3/21|大滝詠一『NIAGARA CONCERT ’83』
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/niagaraconcert83/

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■代沢だより
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・この2年間、集中してとりくんでいた『楽典──音楽の基礎から
 和声へ』がようやく手を離れました。4月上旬には書店や楽器店
 の店頭で手に取っていただけるようになります。
 東京藝術大学音楽楽部と同附属音楽高校の先生方が著者となり、
 同大学・同高校でじっさいに使用するために編まれたもので、書
 名こそ、多くの類書と同じですが、これまでの「楽典」とどこが
 違うか。ひとことでいえば、「音楽を生きたものとしてとらえた
 楽典」だということでしょうか。
 「楽典」といえば「楽譜の読み書き」という印象がありますが、
 たとえば演奏用語が歴史的にどのような変遷をへてできあがって
 きたかを知り、あるいは楽譜に書かれた旋律の調性について、演
 奏の感覚と知的な分析とがどのように整合するかを考えることで、
 楽譜に書かれた「音楽」を生きたものとしてとらえることができ
 るようになります。知識の暗記に便利な「練習問題と解答」は掲
 載していませんが、そのぶん何度も繰り返し読むことで、確実に
 音楽の基礎力がアップすると思います。
 そして、楽譜の読み書きは、必然的に「和声」の学習へとつなが
 っていくものです。今回の『楽典』では、和声の理論学習にもか
 なり踏み込んだものになっています。
 とはいえ、こういう教科書・参考書は、教育の現場で使っていた
 だいてなんぼです。これから、さまざまなご意見をいただきなが
 ら、なるべくこまめにアップデートしていきたいと思いますので、
 まずはぜひ使ってみて、ご感想をお送りください!  [木村]

・1月頭に『十三夜』を表参道のスパイラルホールで、2月半ばに
 『いきのね』を神奈川芸術劇場で、山田うんカンパニーのダンス
 公演を続けて見てきました。うんさんのダンスは5─6年前から
 見続けているのですが、この公演はどちらも、『未来の〈サウン
 ド〉が聞こえる』で翻訳家として素晴らしい仕事をしてくださっ
 たヲノサトルさんが音楽を担当されています。ふたつの演目は、
 振り付けというかダンサーたちのからだの使い方や、集団での動
 き方がだいぶ違っていて、これまで見てきた演目とは異質で祝祭
 感の強い『いきのね』のほうにとくに惹きつけられました。パン
 フをちゃんと読んだら、愛知県の「花祭」へのオマージュとあり
 なるほどと膝を打ちました(「花祭」は『新・神楽と出会う本』
 でも紹介されている神楽=神事芸能)。コンテンポラリー・ダン
 スはまだ数えるほどしか体験していなくて、どこにどう惹きつけ
 られたのか、言葉にすることができず、「よかった」という感想
 以上のことがなにも言えないのが情けないのですが、『十三夜』
 のDVDを購入して、近所のダンス教室に通っている娘といっし
 ょに見てみたら、思った以上に楽しめたので、『いきのね』もソ
 フト化されたらまた見てみようと思っています。
・昨年11月、膵臓ガンで亡くなった大学の同級生、坂井(石川)律
 子さんが治療しながら書き続けていた著書が2月に刊行されまし
 た。『〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと』(岩波新書)。
 自身が直面したガンの怖さ、最新の治療法、手術後の辛さなどと
 ともに、最新の抗がん剤について克明に調べていたり、そんなか
 らだでよくぞ……と胸を打たれました。歳を重ねるにつれガンは
 身近なものになる一方ですが、自分の人生について、家族につい
 て、死について、改めて考えさせられます。ご関心のある方はぜ
 ひお手に取ってみてください。[鈴木茂]

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ARTES インフォ*クリップ         配信数:2458通
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発行日:2019年03月04日
発 行:株式会社アルテスパブリッシング
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-16-23-303
TEL 03-6805-2886│FAX 03-3411-7927
公式Facebook:http://www.facebook.com/artespublishing
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