前号から１カ月半経ってしまいましたが、ようやくvol.2を発行いたしました。今回の巻頭言は「新米営業マン奮闘記」（笑）となっております。また、『村上春樹にご用心』『クラシックでわかる世界史』の書評などの情報も列記しました。［木村］
◎ARTES インフォ＊クリップ 2007年11月16日号
ダウンロード：infoclip20071116.pdf
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ARTES インフォ＊クリップ［vol.002］ 2007/11/19
■アルテスパブリッシング
□鈴木 茂・木村 元・船山加奈子
□www.artespublishing.com
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□ CONTENTS
・本業の音楽書も好スタート!
・最近のアルテス
・新刊／近刊のご案内
・現在、制作中！──今後の出版予定より
・旬の音楽情報
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■ 本業の音楽書も好スタート!
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内田樹さんの村上春樹論集で出版界デビューという恵まれたスター
トを切ることができたアルテスパブリッシングですが、会社のキャ
ッチフレーズにも謳っているとおり、本業・本領はあくまで「音楽
の本」です。けして市場が大きいとはいえない音楽書をきちんとお
店に置いてもらい、会社が成り立つだけの部数を売って／買ってい
ただけるかどうか？ その意味では創業２冊目の『クラシックでわ
かる世界史』からがほんとうの勝負、正念場となります。
発売して３週間後のいま、ヤマハ銀座店、芳林堂高田馬場店、旭屋
書店銀座店、丸善水戸京成店、同アークヒルズ店などではたいへん
好調な滑り出しで追加注文が相次ぎ、嬉しくも困ったことに在庫が
ほぼ切れてしまいました。増刷するのは少し先になりますが、この
調子ならなんとかやっていけるかも、給料出せるかも（^^;）、と
希望が湧いてきたところです。
次は、『片山杜秀の本１ 音盤考現学』を年明けに刊行する予定で
す。先頃上梓された初の単著『近代日本の右翼思想』（講談社選書
メチエ）が高く評価されている片山さんですが、音楽をテーマにし
た単著はこれが最初となります。すでに予約をいただくなど期待も
高まっていますので、どうぞお楽しみに！［鈴木］
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■ 最近のアルテス
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◎書評など
・11月15日発売の『週刊新潮』で『村上春樹にご用心』紹介
・「版元ドットコム」のサイト（www.hanmoto.com）に鈴木が版元
日誌を書きました（11月14日付け）。現在同サイトの各ページに
『村上春樹にご用心』のバナー広告が掲載されてます。
・出版業界紙『新文化』が11月１日号で弊社のことを写真・書影入
りでドーンと紹介してくれました。青山ブックセンターでの内田
樹さんと柴田元幸さんのトーク・セッションについても取材・紹
介していただきました。
・超人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」（www.1101.com）の「担当
編集者はなんでも知っている」コーナーで、鈴木が『村上春樹に
ご用心』編集の舞台裏を書きました。12月には同コーナーで、木
村が『クラシックでわかる世界史』について書く予定です。
・11月４日の産経新聞朝刊読書欄に『クラシックでわかる世界史』
の書評掲載
・10月30日の毎日新聞夕刊コラムで『村上春樹にご用心』紹介
・10月22日の讀賣新聞朝刊に『村上春樹にご用心』の書評掲載
・10月20日発売の『ミュージック・マガジン』に野々村文宏さんに
よる『村上春樹にご用心』の書評掲載
・10月18日発売の『週刊文春』で『村上春樹にご用心』紹介
・10月15日発売の『週刊現代』の書評で、新元良一さんが『村上春
樹にご用心』を絶賛！
◎イヴェント
・10月21日（日）、表参道の青山ブックセンター本店にて、「村上
春樹はからだで読む」と題して、『村上春樹にご用心』の著者・
内田樹さんと翻訳家で東京大学教授の柴田元幸さんのトーク・セ
ッションが行われました。来場者約140人！ 立ち見のでる大盛況
でした。
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■ 新刊・近刊のご案内
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内田 樹『村上春樹にご用心』
四六判・並製・256頁
定価：本体1600円＋税
ISBN978-4-903951-00-3
大増刷出来！ 絶賛発売中！
幻のノーベル文学賞祝辞を収録！
村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか？
デビューから『アフターダーク』までを貫くモチーフとは？
なぜ文芸批評家から憎まれるのか？
村上春樹が発する倍音とは？
雪かき仕事はなぜ世界を救うのか？
http://www.artespublishing.com/books/903951-00-3.html
西原 稔『クラシックでわかる世界史
──時代を生きた作曲家、歴史を変えた名曲』
A5変型・並製・352頁
定価：本体2400円＋税
ISBN978-4-903951-01-0
大好評発売中！
ヴィヴァルディは皇帝に協奏曲と〈機密情報〉を提供した？
ベートーヴェンのパトロン遍歴と国際政治力学の関係は？
ロッシーニは独立義勇軍からケチ呼ばわりされて
イタリアを捨てた？──
ルターの宗教改革から第一次世界大戦終結まで、
激動のヨーロッパを生き抜いた作曲家たちは、
時代の真実を音楽に刻み込んでいった。
名曲が生まれるとき、歴史は動く。
http://www.artespublishing.com/books/903951-01-0.html
片山杜秀『〈片山杜秀の本１〉音盤考現学』
四六判・上製・272頁
予価：本体1800円＋税
ISBN978-4-903951-04-1
いよいよ１月下旬発売予定！
批評なき現代音楽の時代は終わった。
ぼくたちには片山杜秀がいる！──
現代の知の渉猟者がついにヴェールを脱ぐ、待望の第一評論集。
『レコード芸術』誌上連載中の名物コラム「傑作!? 問題作!?」を
一挙集成！
政治、社会、思想、映画、演劇、芸能……
全方位に伸びる好奇心のアンテナは
現代音楽になにを聴き取ったのか。
日本の音楽シーンを元気にすること間違いなし！
http://www.artespublishing.com/books/903951-04-1.html
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■ 現在、制作中！──今後の出版予定より
（書名などはいずれも仮のものです）
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村井康司『〈アルテスCDガイド〉ジャズ101』
予価：本体1600円＋税
菊地成孔推薦！ 厳選の101＋202枚。
http://www.artespublishing.com/books/903951-02-7.html
山本訓久『指揮法STEP by STEP』
予価：本体1800円＋税
合唱から管弦楽まで、１冊で習得できる！
ピーター・バラカン『新・魂（ソウル）のゆくえ』
予価：本体1500円＋税
執筆快調！ ファン待望の名著が新版で復活。
久保田慶一 編『音楽通論キーワード150』
予価：本体2200円＋税
音楽を総合的に理解するための事典。
◎以下続刊──
中川 敬『シネマは自由をめざす！』
予価：本体2500円＋税
「ソウル・フラワー・ユニオン」のリーダーによる反骨の映画論。
D.ハスト＋S.スコット／おおしまゆたか 訳
『聴いて学ぶアイルランド音楽』
予価：本体3000円＋税
コンパクトな入門書の決定版！
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■ アルテスのおすすめ！ 旬の音楽情報
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◎ライヴ／コンサート／イヴェント
11/03～2008/02/03｜展覧会 ドイツと日本の美しい本2006
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/071103/index.html
11/22-26｜ハンバートハンバート
http://www.humberthumbert.net/
11/24｜日本ロッシーニ協会演奏会「ロッシーニへの旅」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/Rossini-642/concerto2007.html
11/25，2008/01/5～2/22｜タブラトゥーラ
http://www.linkclub.or.jp/~dowland/
11/29｜百人町音樂夜噺「Born in the USA～アメリカ音楽の伝統
を訪ねて」｜五十嵐正×奥和宏（司会：鈴木茂）
http://ongakuyobanashi.jp/
12/08～09｜日本ポピュラー音楽学会第19回大会
http://tanimon.com.ar/popular/
12/08～09｜ラウー
http://www.mplant.com/lau.html
12/15｜ケルティック・クリスマス2007
http://www.plankton.co.jp/xmas07/index.html
12/18｜波多野睦美（歌）＋つのだたかし（リュート）
http://artes.seesaa.net/article/57042236.html
2008/1/26-27｜Brass-Festa 2008
http://artes.seesaa.net/article/55077487.html
2008/01/19，20｜オペラ《オルフェオ》｜濱田芳通（音楽監督・
指揮）＋伊藤隆浩（演出）
http://www.kanagawa-ongakudo.com
2008/02/10｜マーティン・ヘイズ＆デニス・カヒル
http://www.musashino-culture.or.jp/event/bunka/H2002101.html
2008/02/27｜波多野睦美 キャバレー・ソングを歌う
http://artes.seesaa.net/article/67573352.html
2008/02/29｜ピアソラ『若き民衆』小松亮太他
http://www.operacity.jp/concert/2007/080229.php
◎新刊／近刊
鈴木謙介他（著）『文化系トークラジオＬｉｆｅ』本の雑誌社
http://www.webdokusho.com/kanko/index.html
ECD（著）『いるべき場所』メディア総合研究所
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E5%A0%B4%E6%89%80-ECD/dp/4944124260/ref=sr_1_3/249-8865447-3701154?ie=UTF8&s=books&qid=1194585517&sr=1-3
『ニューオーリンズ・ミュージック・ガイド・ブック
（P-Vine BOOKS）』ブルース・インターアクションズ
http://boon-log.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/new_orleans_mus_1.html
『渋谷百軒店 ブラック・ホーク伝説（CDジャーナルムック）』
音楽出版社
http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20071029
好田タクト（著）『世界一楽しい タクトのクラシック音楽館』
実業之日本社
http://artes.seesaa.net/article/62803440.html
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ARTES インフォ＊クリップ［vol.002］
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発行日：2007年11月19日
発 行：株式会社アルテスパブリッシング
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