『レコード・コレクターズ』5月号に『アモローゾ ジョアン・ジルベルトの人と音楽』書評掲載!

ナイアガラ・レコード50周年を特集した『レコード・コレクターズ』5月号に、『アモローゾ ジョアン・ジルベルトの人と音楽』の書評が掲載されました。評者はエブリデさん。

彼の音楽への態度は若い頃から一貫している。そんな彼の才能を信じて社会に連れ出してくれた仲間との出会い、光の速さで広がっていく音楽のエピソードなどにも胸が熱くなる証言集である。

この情報量でこの価格は、このご時世にお米5kgより安い。5000円くらいは取るべき。

前段で仰るとおり、『ボサノヴァの歴史外伝 パジャマを着た神様』よりは上級者向けかもしれませんが(同じルイ・カストロの『ボサノヴァの歴史』と比べると、ジョアンのことを深く知るには『アモローゾ』はうってつけの評伝だと思います。カストロの本はどちらも編集を担当しました)、「胸が熱くなる」と同時に心温まるエピソードもふんだんに盛り込まれ、ジョアン・ジルベルトという人物が愛おしくなりますし、ジョアンの音楽のいったいどこがどう独創的だったのかもしっかり論じられています。

6月に予定している刊行記念イヴェントもまもなくお知らせできると思いますので、併せてどうぞお楽しみに。

[鈴木]