9/8 おおしまゆたかさんの講座『アイルランド伝統音楽の真髄』@朝日カルチャーセンター

『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』の著者で、『アイリッシュ・ミュージック・セッション・ガイド』の訳者でもあるおおしまゆたかさんが、9月8日(土)に朝日カルチャーセンター新宿教室で講座を開きます。

アイルランド音楽の歴史と現在を語らせたら、おおしまさんの右に出る者はいません。近年日本のシーンの充実振りには目を瞠るものがありますが、本国でどんな音が受け継がれ鳴ってきたのか、ご興味のある方はぜひお出かけ下さい。詳しくはこちらのページを。

アイルランドは小さな国ですが、アイリッシュ・ミュージック(アイルランド伝統音楽)の世界はとても大きく広がっています。入口の敷居は低いですが、奥はどこまでも深い。一歩入るとまた奥が開けます。今回はふだんは見えにくいその奥深いところ、キモの部分に触れてみます。「シャン・ノース」と呼ばれる古来の歌とダンス、これ以上ないほどシンプルなのにダイナミック極まりないダンス・チューン。究極の「口三味線」。そしてアイリッシュ・ミュージックの未来形に現れた姿。様々に変幻万化して現れるキモの位相を探ってみます。その奥義を垣間見れば、アイリッシュ・ミュージックの世界にわけ入る旅の目印にもなりましょう。(講師・記)