神戸の芸術家によるNPO「C.A.P.」が主催するシリーズ「音楽を作る人に聞く」。第1回がフォルマント兄弟、第2回が野村誠さんと、ひじょうに面白そうな人選で開催されていますが、最終回となる第3回はアルテスの著者でもある椎名亮輔さんが登場。ケージやリュック・フェラーリの音楽について、話が聞けそうです。
音楽を作る人に聞く〜音楽家の耳と脳 #3
「椎名亮輔に聴く」
「この音楽はすばらしい」という評価は歴史のなかで培われ変化してゆく美意識によって為される。音楽美学者の椎名亮輔さんを招き、様々な音源資料を視聴しつつこれまでの音楽の美意識の枠を概観し、現在と未来を考える。
前売予約1,500円(会員1,000円) 当日2,000円
聴き手:Hiros(インド音楽演奏、研究家)
会場:CAP CLUB Q2/神戸市中央区新港町4-3 上屋Q2 (地図)
お電話での予約・問合せ:C.A.P.事務局 (10:00-19:00/月曜休み)
078-222-1003 info●cap-kobe.com(●=アットマーク)http://cap-kobe.com/
【椎名亮輔(しいなりょうすけ)プロフィール】
1960年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程をへて、ニース大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士取得。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学音楽学科教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史 — シュレーバー症例から聞こえてくるもの』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック — 南仏の風、郷愁の音画』(アルテス・パブリッシング、第21回吉田秀和賞受賞)。主要訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ドメル=ディエニー『演奏家のための和声分析と演奏解釈』(シンフォニア)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。
3/12に発売したての『アルテス』4号(椎名さんがケージ文献案内を執筆してくれました)と吉田秀和賞受賞作『デオダ・ド・セヴラック』を会場で販売していただけることになりましたので、みなさまこの機会にぜひ!
主催者ブログ:http://www.cap-kobe.com/club_q2/2013/02/17115616.html
Facebookイベント:https://www.facebook.com/events/129316123912734/
3/15 神戸にて椎名亮輔さん出演のイベントが開催されます
[木村]