9月29日(日)、大阪のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」(大阪市西区)にて、大森さわこ著『ミニシアター再訪〈リヴィジテッド〉──都市と映画の物語 1980-2023』の出版記念の上映会が開催されます。
13:00〜『ベルリン・天使の詩』/15:10〜大森さわこ&山崎紀子(シネ・ヌーヴォ支配人)トーク
16:10〜『ゆきゆきて、神軍』
各回1500円 学生1000円
上映されるのは、『ミニシアター再訪』のカバーデザインにも写真が掲載されたヴィム・ヴェンダース監督の名作『ベルリン・天使の詩』と原一男監督の〝怪作〟『ゆきゆきて、神軍』の2作。いずれもミニシアター文化華やかなりし1987年に公開され、同書のハイライトともいえる象徴的な作品です。
この上映会は、立命館大学映像学部が企画・運営するもので、同学部2回生以上が受講する「映画上映実習」として開催されます。学生が上映作品を選定し、チラシ作成、広報、当日の運営(補助)までおこなうというもの。意欲的な学生のみなさんに『ミニシアター再訪』を取り上げていただき、とても光栄です。
東京のミニシアターの歴史を追った『ミニシアター再訪』ですが、関西のミニシアターファンのみなさんにも著者の思いが届くことを願っています。