通時的な理解を得るのに最適な書|『サウンド&レコーディング・マガジン』に『ダンスと音楽』の書評掲載

『サウンド&レコーディング・マガジン』2018年1月号にクレール・パオラッチ著/西久美子訳『ダンスと音楽──躍動のヨーロッパ音楽文化誌』の書評が掲載されました。評者はおなじみの横川理彦さん。

各テーマや記述が明確で分かりやすく、“そのとき実際に何が起きていたのか”がコンパクトにまとめられているので、通時的な理解を得るのに最適だ。

古代ギリシャから勅使河原三郎まで、実に広範囲にわたる事例を細かく記述しているのは見事で、ダンスと西洋音楽のつながりを知るのに役に立つ良書だ。

と高く評価してくださいました。[G]