【5/26発売】鈴木秀美さんの滋味あふれる最新エッセイ集。今回のテーマは「通奏低音」!

ラ・プティット・バンドやバッハ・コレギウム・ジャパンの首席奏者を歴任、オーケストラ・リベラ・クラシカを創設し、山形交響楽団ほかの客演指揮者としても活躍するバロック・チェロ奏者の鈴木秀美さんは、『「古楽器」よ、さらば!』(音楽之友社)、『ガット・カフェ』(東京書籍)ほかの著書をもち、その達意の名文でも多くのファンを魅了しています。

そんな鈴木さんの最新エッセイ集が、5月26日発売予定の『通奏低音弾きの言葉では、』です。

バロック音楽の演奏になくてはならない「通奏低音」ですが、古楽がブームを経て音楽ジャンルのひとつとして定着した現在でも、「通奏低音とは何か」が正しく理解されているとはいえません。

「鍵盤楽器の隣」を定位置とし、旋律楽器にくらべて目立たず、それどころか、なんとなく簡単そうな仕事と見られがちなバロック・チェロ奏者は、常日頃どんなことを考えながら演奏しているのか──。

古楽演奏の現場から、ユーモアとペーソスをこめて「通奏低音弾き」の日常を伝える珠玉のエッセイ集。どうぞお楽しみに![G]