毎日新聞に『バッハ・古楽・チェロ』の書評掲載

2月19日付けの毎日新聞読書欄にA.ビルスマ+渡邊順生著/加藤拓未編・訳『バッハ・古楽・チェロ』の書評が掲載されました。

印象的なのが、妻でヴァイオリン奏者のフェラ・ベッツに話が及んだ時。「『仕えること』は『いばること』よりも、ずっと『良い』」と、伴侶と演奏する時の心構えを説く。楽曲にも仕えることが肝要。「『音楽』の演奏は、つねに『愛』を表現していることと同じなんだ」。優しい言葉に、チェロの温かい音色が重なった。

と本書の「裏テーマ」ともいうべき「音楽は愛である」というビルスマさんの哲学に触れて記事を結んでくださいました。感謝です。[G]